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自殺願望アピールとは|友人のSOS

2016年11月17日

先日大学時代の忘年会をしたと書いたけど昨日友人からこんなメールが届きました。

多分どこからか声がかかったか聞いてメールを送ってきたんだと思う。

これがSOSなのかどうかの判断がつかないから悩んでいる。

 

※伏字の必要性や途中の返信はカットしてたりします。

友人からの自殺SOSなのか

以下

「昨夏、包丁で腹を刺して自殺未遂を図りました。●●●医大に運ばれて8時間の緊急手術で奇跡的に助かりました。肝臓を修復するのに時間が掛かりました。

血液が2リットル流れました。3リットル流れていたら死亡でした。

●●●医大の看護師は人間ではなく鉄の女みたいな冷たい看護師でした。

2週間幻覚を見ました。

一瞬、世の中に絶望して何の迷いもなく包丁で腹を刺しました。20センチくらい突き刺さりました。

遺言書は書いていました。

両親と甥2人とで100万円ずつ分配と署名、捺印していました。

400万円貯めているのは絶対に使いません。

定期預金にしています。

仕事はせずに節約して400万円貯めました。

そうですね。

お金の話は厳禁ですね。

ご指摘の通り気を付けます。

皆さまには会えません。

お子さんは何歳になりましたか? 何人いますか? 今お仕事は何してますか? 年収はいくらですか?

差し支えなければでいいですが、女性の後輩の●●さんとは連絡は取っていないのですか?

●●の親父とは連絡とってますか?

●●部の1コ下の後輩とか先輩とかは連絡は取っていないのですか?分かる人全員の連絡先教えて下さい。

キャプテンで人脈がある●●くんでも分からないんですね。

覚えてますか?
●●さんと●●さんと●●さんと●●さんと●●さんがちゃんと結婚できたかが気になります。

僕は結婚願望は無いし今まで37年間生きてきて彼女はいなかったので。

人生を楽しんでますか? どういう所が楽しいですか? 子供といるときですか? 離婚の危機は無いですか?」

 

という内容です。

途中少しやりとりがあったのでこっちの返信は当たり障りない状況で送りましたが念のため削除して載せてるのでチグハグな部分はあります。

友人は大学時代の友人、同じ部、30歳の時の同窓会では皆で飲んだ(その時すでに精神は患っていたが、病名不明)。

 

このメール内容は流石にひろしには重くてかつ、個人情報を必要に聞きたがっている。

ひろしにも家族、子供がいるので連絡先関係はかなり聞かれたが傷つけないよう、自分の事でいっぱいいっぱいで連絡は取っていないというニュアンスで断ってたつもりだ。

助けてあげたいのと周りに迷惑を掛けれないのと2つ背負ってるので間違ったとは一応思っていない。

 

気になるのは4つ

①敬語に成っている事。

②自殺未遂した事をアピールしている事。

③個人情報を知りたがっている事。

④お金の話をしている事。

 

だろうか。

初めての経験なので、まず戸惑ったが同期の友人に相談した所先にそっちにも連絡が行っていた。

つまり何人かとコンタクトをとっている。

どこかで話を切らないと延々と質問が続いたので流れの中うまく一旦終わらせて、今日に至るが今日連絡は来ていない。

 

こういう時は、どう対処すべきなのがベストなのか分からない。

そもそも彼の病気が何なのかも把握せず、下手を言えないなと咄嗟に思った。

元気な人なら「頑張ろうぜ!気合で何とでもなる!」とか声を聞くだけで良かったりするが、弱ってる状態に「頑張れ!」が禁句である事は浅い知識の中で知っていたからだ。

 

なので、調べてみた。

 

 

日本の自殺未遂患者を扱う医者の見解

 

■現在日本での自殺者数は年間3万人を超えており一日あたり80人の自殺者がいる。

■20~30才台での死因で一番多いのは自殺。

■自殺未遂した方を診察する上で一番重要なのは自殺した原因つまり動機。

 

アピール的に行う方

女性に多いが「境界型人格障害」「知的障害」など人格面に問題を持つ方が多く、周囲の人々、特に家族や恋人の対応が非常に重要。

 

衝動的に行う方

「境界型人格障害」「ADHD」などの発達障害など感情の起伏が激しい方や、「アルコール依存症」「薬物依存症」の酩酊状態や意識障害、せん妄状態、解離状態で本人の判断能力がつかない時などにも起こる。

 

絶望を理由に自殺する方

病苦やリストラや孤独など大半納得できる理由のある場合で、中年以降の男性に多く、「うつ病」の経過中に起こることが多い。

 

精神症状が原因の方

異常体験つまり、統合失調症やうつ病などの精神疾患の症状で幻聴や妄想から「自分が死ななければならない」と考え、実行するケース

 

これらは前もって精神科や心療内科を受診させることで、ある程度未然に防ぐことが可能という事。

ただし「重度のうつ病」や「統合失調症」の患者さんは基本的に病識が欠如しているため、自ら病院受診することは少ない。

 

病院に通院中でも原因不明で自殺したというケースも存在する。

このケースで多いのが、「発達障害」「統合失調症」「躁うつ病の間欠期」の患者さん。

彼らは決して精神的には不安定ではなく、前の週まで調子良く外来に来ているのも関わらず、いきなり自分の命を断つことがあるので予防が不可能に近いという事。

 

 

自殺未遂者に対する周りの対応

内容と言いたい事は何となく分かってきた。

が、上の項目を見るとどれにも当てはまる気がしてやはり素人では難しい。

しかし、彼は既に結構な有名な精神科に通っているらしいのでお医者さんの力は掛かっている。

「健常者」には「うつ病などの人」の心底の本質を理解する事は不可能に近いらしい。

が、理解しようと努力する事は出来るし、その行動が大切との事だ。

なぜなら「うつ病」は既に100万人を超し、誰がなってもおかしくない心の病気だからとの事だ。

 

健常者の状態とは違うので同調してあげる事、聞いてあげる事、自然に医者に行くよう薦める事などが大事らしい。

 

 

それらをふまえた上でひろしに出来る事。

やはり聞いてあげて同調してあげる事しかできない。

彼は既に病院には行っているので、専門的な部分はお医者さんの力が必要だ。

 

このメールがサインの可能性もあるのでとにかく聞いてあげようと思う。

ひろしは今は喜怒哀楽があり、健常者の部類だが本当にいつ誰がなってもおかしくないのだ。

 

色々調べた結果からひろしが判断した、今できる事は「聞く事」と判断して行動する。

そして「自殺する」以外は同調してあげよう。

 

正しいかどうか何て完璧には分からない。

現にお医者さんにかかって10年近く彼は治ってないのだから。

だから今できる事をしてあげようと思う。

 

 

今日は重い内容ですみません。

正しいかどうかは未だに分かりません。

このブログをみてもし誰か「何か分かる」人がいたら、私にも教えて下さい。

宜しくお願いします。

 

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