念願の念願の二軸式の破砕機を購入してみました。
縦型粉砕機は国産を持っているのですが、二軸式は初めてです。
今回は二軸式を購入しましたので、三相コードを造って使用しました。
※因みに輸入時はプラグやコードは付いてませんので自分でモーターや基板から造る必要があります。
3kwタイプは市場一番小型ですが重量は440kgあります。
いや~楽しみです♪ 少し勉強がてらに見てみましょう。
破砕機の色々
- 縦型:大型のミキサー(高速スピード型)※1分間で300-1500回転。刃は1~20枚等。
- 横型:大型のシュレッダー(低速高トルク型)※1分間で15-60回転。刃は60~150個等。
どちらにも向き不向きがあります。
縦型破砕機
※基本的には高速のタイプは全て爆音と共に細かく破砕するタイプが殆どで共通です。(カッター・ハンマー型)
高速型は遠心力を使用して成形サイズなどをフィルターを通して指定できるものが多いです。
基本的に金属は破砕出来ません、出来るものが比較的柔らかい又は硬質でもプラのみが多いです。(ハンマー型は石も可能)
(注)現在縦型は殆どなく、同じ原理の横型が殆どです。
- メリット:破砕物が特定物が多い場合は圧倒的効率。
- デメリット:音が煩い物ばかり。何でも破砕できない。刃が悪くなりやすい。
※音は爆音でミルカッターやミキサーが分かりやすいと思います。
横型二軸式破砕機
一方横型二軸式はゆっくりミシミシ破砕していくタイプですので、遠心力を使用せず電力のみですので大電力が必要です。
その分音が静かでオールマイティにほとんどの物を破砕できます。
縦型との違いはフィルターを通さないので指定した大きさには出来ず、刃の大きさと幅にゆだねられます。
力は全てモーターと電力に比例しますので電気代が高いです。
- メリット:モーター力以内なら何でも破砕出来る。静か。枠内であればどんな長尺物でも破砕可能。
- デメリット:電気代が高い。同じサイズでも高速型より2-3倍程度重たい。
※音は静かでシュレッダーが分かりやすいと思います。
二軸式破砕機を実際に使用してみた
配線はモーターおよび基板から造ります。
(この商品はブレーカー内蔵で逆回転付なので基板からです)
シングルモーターからギヤリデューサーやギヤードモーターを介してスピードを落としてトルクパワーを上げて回ります。
低速ミシミシなので叩く削る高速モーター回転などの音がないので、めちゃくちゃ静かです。
フィルターを通さない破砕機ですので大雑把です。
但し下で出てきた物をもう一度上から入れると更に小さくなっていきます。
最大のメリットでこの枠内に入る物なら、どんな長い物でも何でもこいです。
力負けしても逆回転を2-3回繰り返せばほぼ何でも砕いてくれてます。
二軸式破砕機使用動画
今回の使用動画です。
