本格的には別にするつもりもないし、必要もないし、けど光量不足の室内撮影で補助的にはやっぱりライトが欲しい。
そんなタイプの人用に最安値でのライティングキットを組み合わせてみました。
(LEDチップをはんだ付けして一個一個組ハメて~とかの作りましたの意味じゃないですよ)
2万~5万出してまではな~という人の為の必要最小限のコストで、必要最小限のキットを作ってみます。
ひろしぱぱモンスター三脚と合わせると天井を歩く”アリ”まで撮影できます。イランカ
多分、どこでも持ち歩けるコンパクトさ30cm以内から2.45mまでの最大伸縮率は1万円以下ではこの組み合わせのみと思います。
Gopro用三脚組合せが完成
撮影用ライトの良し悪し
撮影用ライトを使用することによって、撮影被写体の存在をアピールする事が出来ます。
ただし、単純に光を当てる分にには影も強くしてしまい不自然さがでてしまいます。
もう一つはあまりにも綺麗すぎても業者っぽくなりますぎて綺麗になり過ぎ合成っぽくなります。(これは好み)
個人ブログの場合リアリティが出るのはスマホ程度で撮影する感じの方が好まれるブログなんかもあるので一概には言えませんが、それでも見にくいよりは見やすい方が良い事もあります。
撮影ライトを使用する場合は一方方向からのライトだけだと影もその分どんどん強くなるので、逆側にレフ版を当てて反射させた柔らかい光にするか、逆側にもライトを置くかで影を薄く出来ます。
一方直宛ての場合はディヒューザーで光を拡散させて影を柔らかくしたりも出来ます。
しかし冒頭書いた通り、本格ではないんだよ。っていう人の為に動画用の撮影ライトを組み立ててみました。
ライトの選定
■色温度
ライトは昼光色系(白・青白)or電球色系(オレンジ)や調光できるタイプがあります。
ポイント
※調光できるタイプは600個LED玉があるとすると、300+300パターンがほとんどですので注意。
※どちらかに偏らせた場合、光量は広告リューメン(光の強さ)の半分になります。
昼光色しか使わない場合は、昼光色専用タイプ600LED個数タイプを選んだ方が、全てのバルブを使用出来るので光量が有るという事です。
■広角度
もう一つは、挟角一点型投光器よりも、なるべく広角分散型バルブチップタイプの方が良いという事です。
挟角タイプ:30~50°タイプ
広角タイプ:75°~135°タイプ
LEDを使用する場合は、ただでさえ直線性が強いので広角の方が撮影には向いています。
どちらの場合でもディフューザーなどで光を拡散させて柔らかくすれば同じ事のようですが、意外に違うという事で、国産の撮影用スタンドライトのLEDタイプでは一点挟角物はみたことがありません。
■光量
これは弱い分には購入して追加していかなければなりませんので、、そのスタンド数も必要ですし本格を求めない人は”強ければ強いほど良い”と考えていて問題ありません。
強い分にはディフューザーで拡散させればよいので。
弱い分には追加購入していくことになります。
6畳程度での撮影するぶんには7000lm一つで十分な明るさが確保できると見ました。
2つあれば最強ですね。
ただし、さらに広い場所の場合は、個数も必要になってくるのでそのぶん毎回器具を出す手間もかかります。
最低限両サイド2つがベストですが、”被写体を照らす場合”合わせて15.000lm程度あれば充分です。部屋全体の場合はまた個数が必要です。
という事で格安三脚と格安LED投光器を取り寄せました。
LED投光器
三脚
一つ組み立てると4100円(笑)。
LEDが2500円で三脚が1600円です。
三脚には、カメラ用雄ネジ・LED側には角度穴あきアングルが付いてるのでナットとワッシャーがあればそのまま装着できます。
2個分作りました。コンセントなどは3mコードの日本プラグがついているので触る必要はないタイプです。
ああ雰囲気はでます(笑)♪
50W×2個にしました。
さすがに爆光すぎるのでディフューザーや跳ね返しのレフが必要。
上級者曰く、ライトの前にクリップとペーパーでも良いそうです。
実際にしてみました。おおっ★
真上からライティングしたい場合
ブームアームを使用する事で真上からのライティングも可能になります。
高いのももちろん可能。
格安撮影ライト・投光器を試してみよう
敢えて反射する金属でしてみました。撮影はGoproです。
A:投光器無し
室内灯のみでは暗すぎるので、影もできませんが被写体も暗いのは当然です。
B:投光器一つ点灯
光が強いので片方向の場合一方に強い影ができます。
これはこれでリアリティある写真なので良いのですが、輪郭がぼやけていて影も強いので細かい部分説明したいときなどはかなり見にくいです。
C:投光器2つ点灯(逆側)
光の相殺で、光も影も柔らかくなり、まず影がほとんど消えました。
一方だけの強い光では無いので金属物体もなんとか輪郭が見れるようになりました。
D:レフ版使用
影は柔らかくなり、きちんとリアリティも残りながら被写体も見やすくなりました。
一眼レフ撮影ではなく、Goproアクションカメラの動画からの画像抜きでさえここまで差がでてます。
レフ版は上手な人が上手な角度で撮影すればもっときれいになります。
ただし金属は自信が反射するので当然難しいです。
動画の場合はとくに広域タイプでないと被写体もしくは自分が動く事もあるので、結局全体のあかりが欲しいとなります。
格安撮影用ライト作成:使用したLED・ライトスタンドはこちら
もう一度おさらいしておくと、例えば600個バルブLEDで調光機能付きの場合、多くは「半分の300個が昼光色・さらに半分の300個が電球色」なので光量lmにご注意を。
●LED投光器(広角:無名チャイナ製)
今回使用しているのはこれです。
※スイッチが無いためコンセントにさしたら電気が付きます。その辺を安さでカバーしてる感じです。2個の価格です。
●ライトスタンド(Amazonオリジナル)
※Amazonのみ取り扱い。
●ブームアーム
これを使用するとどんな角度でも接置することが可能になります。
●レフ版
光を柔らかい光や反射させて映りを良くします。
使用用途によりますが、編集ソフトフォトショップがきちんとあれば、無いなら無いで構わないかなと(笑)^^
ただし室内撮影で光量不足の一眼やGopro等アクションカメラではかなりの力となってくれることは間違いありません。
間違っても取引先などにもっていかないようにしないと、この撮影者大丈夫か?と心配されます。
個人使用ならむしろ気合入ってるな~です。