雑記

映画「ミスト」を見ました|「これぞ人間の絶望」を描いた作品

2019年6月18日

先日見ましたがこれは今年も一番ですね。

作品時代は2007年と12年前の為CGが若干雑ですがそこはそんなに気にする必要もなく見れます。

ほんとにおもしろい。

ここまで不幸な主人公を描けるのはスティーヴン・キングの小説ならではでしょうか。

幸せから究極の【絶望】で終わります。
”ハッピーエンド”の対義語があるなら”まさにそれ”です。バッドエンド。

もやもやが残る人も多いでしょうがこれは映像だけ見たら一見「エイリアンvs人間」程度なんですが違うんですよね。

概要は、怪物が潜む謎の霧に包まれたショッピングモールでの話で、極限状態になった人々の姿と怪物への恐怖を描いた映画です。

そちらの映像はしょせんサブ程度で、パニックに陥った時の集団人間心理の方が一番の見どころのヒューマン映画としてみてます。(私見)

 

映画「ミスト」のあらすじ

引用:MIHOシネマ様

ミスト:あらすじ

小さな町に、大きな嵐がやって来た。
翌朝、ドレイトン家は買い出しに行こうとしていた。
車が壊れた隣人ノートンは、デヴィッドの車に同乗させて欲しいと頼む。

デヴィッド、ビリー、ノートンは、モールに買い出しに行った。
妻に電話をしようとするが、携帯も公衆電話も通じない

正常な判断ができる店員オリーとデヴィッドは相談し、モールの中の人々に怪物の存在を伝えようとする。
弁護士のノートンにそれを頼もうとするが、ノートンは信じない。
仕方なくデヴィッドが説明するが信じる人は少なく、切り落とした触手を見た店長バドたちは、ようやく信じた。

怪物が去った後、たいまつの火で火傷を負ったジョーは、危険な状態になっていた。
ハティはいつの間にか、薬を大量に飲んで自殺していた。

翌日、隣の薬局に薬を取りに行く計画を立てるデヴィッドたち。
その後、デヴィッドの車でモールを出て、エンジンが続く限りそのまま逃げようと考えた。

カーモディと信者たちは、ジェサップを責め立て、店の外へと追い出した。

翌朝、デヴィッドたちは外へ逃げる計画を立てていた。
計画を知っていたカーモディと信者たちは、デヴィッドたちを止めようとする。
そしてビリーを、生贄として渡せと暴れ始める。

引用:MIHOシネマ

映画「ミスト」を見た感想

独身の時に見るとこういう戦い系は、どんくさいな~もう、とか思いますが子供が出来てから映画一つの見方がかなり変わってきました。

けっこうこれはひろしワークでも書き続けていますが最後の死の選択には心がギュッと掴まれるものがありました。

 

さらには、この映画には人間は極限状態の場合、「神」の存在を信じようとする集団心理と宗教心理も入っています。

 

けっきょくは、人間が開いた””の化学実験にてモンスターとの扉を開けてしまいそれらを知ってる人間は自殺したり殺されるのですが、主人公が自分のこどもとお年寄りと車で逃げます。

ガソリンな無くなるまで、”どうせ死ぬので”あてもなく逃げてみようという心理です。

とにかく主人公は人の為に色々危険を冒し動き、助けて、いわゆる”一般的にいうところの”正義の行動を続けます。

 

最後はガソリンが切れてしまうので、極限状態の中モンスターに食われたりしながら死ぬくらいならと、自分を信じて付いてきてくれて人達を楽にしなせてあげようと拳銃で殺してあげました。

もちろん自分の子供もです。

玉の数が自分の分はないので、自分はモンスターに食われても構わないと車の外に出ます。

 

と、外に出た少しあとには霧は晴れてきて軍がモンスターを焼きながら、現れます。

その車の荷台には序盤で、言う事を聞かず勝手に逃げた人達もたくさん助けられていました。

 

最後には描かれてませんでしたが多分ショッピングモールに残った人たちも助かったのでしょう。

そう、主人公目線の場合全員死ぬ方が幸せですよね。 人間を助けようといろいろ動いて試みて挑戦して、最後は諦めて、自分の子供まで殺して最善は尽くした。 のあとに霧が晴れて自分と動かなかった人は助かる。これは 衝撃です。。

人間の【絶望】が詰まった作品です。是非。

ちなみに最後に救いに現れたのも””で描かれています。

 

ちょっとこの記事は上手く書けません^^;
ただ見る価値はめちゃくちゃあります。
という事が伝われば嬉しいのですが

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