2019年1月からまたSNSを利用した悪ふざけからの大社会問題バイトテロが頻発していますね。
記憶にも強烈だったのがツイッター拡散にて某コンビニのアイス冷凍庫にバイト学生が入ってる姿や、厨房でタバコ吸いながら料理したり、倒産した料亭なんかもありましたね。
「バイトテロ」や「バカッター」と呼ばれるこうした飲食店のアルバイトによる不衛生な行為のSNS投稿の騒動が、2013年頃に大きく注目されたことはまだハッキリと覚えています。
今回はインスタグラムを利用してツイッターで拡散されるというのがほとんどです。
次から次へと出てくる問題に企業側も打つ手はないのでしょうか?
様々なバイトテロなど不適切行為
※刑事罰確定ではないので一応モザイクしてます。個人的には必要ないと思ってます。
■くら寿司
商品の魚をゴミ箱に入れた後調理する映像。
■セブンイレブン
商品のおでん(シラタキ)を仕事中に店内で食べる映像。そのあと商品のタバコを謳いながら棚から次々と抜いていく映像。
■バーミヤン
タバコを調理用の火で付け、仕事中にタバコを吸いながら調理する映像。
■ファミリーマート
商品を舐めて袋へ詰める動画。
■ビッグエコー
店員がお客様に提供する唐揚げを床にこすりつけて調理する映像。
■ピザハット(左)・ドミノピザ(右)
左・ピザハット店員がピザ生地を顔面に引っ付けている映像。
右・ドミノピザ店員が食べながら調理をする映像。
■悪質客偏
これはバイトテロではありませんが、客の悪質な行為です。赤ちゃんや子供服を無理やり着用して撮影する様子。
周りからは撮影者たちの高笑いする声があります。
バイトテロが起こる原因
原因は大枠で見るか小枠で見るかにもよって違うのですが、まずは見てみましょう。
基本的には大人はいないと思ったら大人もいますからね。参ったところです。
社会に出てるのにもかかわらず学生サークルのノリでバイトをしている事にも問題がありますが、多かれ少なかれ皆学生時代があり、悪ふざけ自体は合ったんだと思います。
その中でも時代と共にSNSが普及して、目立ちたい欲求が我慢できず今回のような行動に出たんだと思います。
ちなみに自分たちの時代背景をみると、まだガラケー時代でスマホもSNSも無かった時代でした。が、確かに悪ふざけしていた知り合いの先輩はいたと思います。
バイクでお店の自動ドア開けてそのまま入ってきたり、バイト中ずっとゲームボーイしていたり(今でいうスマホゲーム)。とんでもないですよね。。。ただしSNS自体が無かったため、拡散はされません。
=時代もあるんですよね。抑えきれない承認欲求や注目されたい欲求などがあるのでしょう。
じゃあショウガナイよね?とはなりません。
当然です現在の社会の舞台に出ているので。
まず未成年の場合の多いのでこの場合の社会的責任問題なども生じます。
もちろん信用損失もありますが、実損失である金額もありますので構図が複雑になるんですよね。
この辺の意見は様々なのでほとんどニュースやツイートからの抜粋と思って頂いて結構です。
個人の資質(常識度・実社会経験やレベル)の問題と言ってしまえばそれまでですがさらに見てみます。
大枠の原因:
- 会社側:人で不足による弱気な就業規則・低賃金・教育不足・社員無し状態の就労環境
- 個人側:SNSの普及・社会的責任および予測能力の欠如
などが話題となっっていますが唯一原因として違うのが「低賃金」の部分ですね。
これに関しては契約関係に弱い学生は、給料上げてたらこんな事件起きないよという声が多いように思います。
バカか。と言いたいですがいや発言自体はバカなんですが、個人感情出てしまうのでま~置いときましょう。
となると原因は、「賃金」以外で会社側にも個人側にもどちらにもあるという事になります。
一番強気なのは今回の事件でくら寿司を運営する、くらコーポレーションは「刑事訴訟・民事訴訟」へ動くとIRで発表しています。
他は一旦様子見か厳正処分となっています。
このくらコーポレーションの結末次第では今後の判例が出来上がり、世の中のバイトおよび就労に関する法律などが変わってくる可能性もあるともいわれています。
- 未成年の場合、親へ責任がいくのか?
- 実損失損害賠償金額は裁判で決まった額実行されるか?
- 刑事罰に関しては未成年の場合、誰に対して懲役何年設定なのか?
とかく企業側が今までは泣いてきた問題ですがここらへんで何らかの起点になるのかもしれませんので業界でも注目が集まっているようです。
特に「食」を扱う飲食店の打撃は計り知れないと言われていますので。
細かく見ると禁止事項規則や契約書等になると思いますが、とかく大枠の原因はSNSができる環境にある(あった)という事ですよね。
次々に連鎖する原因
もう一つ大枠の原因とは別に一つ出てくると次々に起こる原因があると思います。
これはもう「重い判例が無いから。」
に尽きると思うのですが法律が出来ていく中での自然現象なのかもしれませんね。
極論:今回の判決で死刑がでればピタッと止まるでしょう。別のテロが起きますがw。
具体的対策の例
具体的にはどうなるか分からない為書けませんので中国から例を。
こんなのとか(笑)。
これは、厨房の中が客側でモニターで見えるようにしているもので、実際にある中国の店舗での映像です。
客に監視される店の構図。よほど何かあったのでしょう。
と、上画像は大袈裟ですし、こうすればよいとか微塵もなく、法的にも人権はどうか知りませんが、これは企業側が対策を行った例ですよね。
良く仕事辞めないなと思いますが(笑)、とにかく内容よりまずは対策をした例です。
対策としてはここは日本なので、契約書関係の見直しで終わるとは予想してますが、実際はどうなるかは分かりません。
間違っても法定規則内に収めた「低賃金だから刑が甘く」何てことは微塵もおきませんのでご安心を。これだけは断定できますね(笑)。
話は変わって吉兆グループの高級料亭、船場兆なんかは店側の不正なのでもちろん論外ですね。懐かしいので出してみました。
これはもう事件となり、賞味期限偽装に始まり、産地偽装、無許可酒造等の不祥事が相次いで発覚した「事件」でしたね。
今回のバイトテロもSNSで不適切な行為としてとどまっていますが、実際に提供されたかどうかなんて証明できます?
客へ出されていたら当然「刑事事件」です。
とにもかくにもくらコーポレーションの動きと裁判判決は気になるところです。
鉄道会社とかなら容赦ない判決が下りますが、飲食店はどうなりますかね。
