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見積り金額:溶接用の単相200vブレーカーを作る注意点と違法の範囲|電気屋さんに聞いてみた

2019年3月13日

本日は溶接用の単相200vブレーカーを作ってもらう見積もりの為に電気やさんに来ていただきました。

概算ではなく現地調査の上の正式見積もりとなります。

一般家庭の人とほぼ同じような条件だと思いますし、9割以上のほとんどの人に当てはまる内容だと思います。

 

色々質問に答えて下さってとても感謝します。

自分で出来る事、違法な事との判別点が分かりにくく、かつDIYであまりに高額な工事もどうかと、という人の為にならないかなと思って書いてみました。

役に立つかどうか分かりませんが。

素人が頭に入れておいたら便利な事は以下です。

  • 家庭に3線が来てる場合、単層200vブレーカー工事は安い。(1~2万)
  • ブレーカーから延長するかどうかの価格が高い。(距離計算)
  • 延長するコードが20A以下は安い。30A以上は高額。

という事です。

見ていってみます。
ひろぱぱ会社の契約状況です。
2階では絶対に溶接はしませんので1階のガレージ部分を見ます。
ほとんどの家庭は、アンペア数こそ上下あれど、1階部分のこのような同じ契約だと思います。
単相200vが来てない場合は電柱から引いてもらうので10万円は見ておきましょう。

注意ポイント

ひろぱぱの見積り条件

  • 単相200v本線は家分電盤まで来ている。
  • 単相200v子ブレーカーを増設。
  • ブレーカーから3.5mの位置に単層200vのコンセントを作る。

です。
この工事の見積もりを15A(アンペア)線の一般的な2mmで造るか、30A線の太い2.6mmで造るかの2種類です。
かなり多くの人が当てはまる条件だと思います。

単層200Vが家に来ているかを調べる

単層200vのエアコンが主流になってるので今の家ならほとんどが来ています。

このエアコンのコンセントを代用しても良いですが、エアコンなので何分位置が高いですよね(笑)。
あと注意しないといけないのは、定格20Aとなっています。
溶接機によっては30Aコードでないと危険なものもあります。

最大出力にしなければ良いのですが何があるか分かりませんし、一番あってはならない事は「事故」です。
せっかくの楽しいDIYが絶対に嫌いになるはずです。
なので安全だけは全てにおいて第一にしましょう。

万が一溶接溶け込みが悪いじゃないか~とかなっても全てを上回るのが安全です。

 

ブレーカーを開けます。

3本線が来ているかとブレーカーの空きスロットがあるかを確認。

・3本線が来てなければ電柱から引く工事となり高額。
・空きスロットが無ければ分電盤変更工事追加orむき出し。

溶接電源をとる位置がここでOKな人は最安値、200V子ブレーカー作成工事のみです。
簡単ですが免許が必要です。
目安として1万円~程度。

さすがにブレーカーの位置だと高いしコンセント作りたい場合は、その距離と場所方法によって金額が異なります。
例として

  • 壁中を這わす
  • 高所
  • 設置したい場所と分電盤に距離がある
  • モールを全て付ける

などの場合は工事費も高くなっていきます。
※皆さん思うのは
「分電盤に200v子ブレーカーを付けて配線をだらんと垂らすだけで良いよ。あとは自分でするから。」
でしょうが、その先のコンセントなどあるので法律上できませんのでご理解下さい。

ひろぱぱの所は分電盤に単相200v子ブレーカーを作ってもらい、天井を這わせます。
モールは無しの皮膜コード向きだしです。

天井這わせのコードは約3m強で、指定の位置にコンセントを作ってもらいます。
もしくはこのコンセントの部分にブレーカーでも良いです。
溶接機によって直付け式なのかコンセント式なのかの違いがあります。

ポイント

溶接機のブレーカー直漬け行為について

・無免許がブレーカーを作る事は違法です。
・無免許がコンセントを作る事は違法です。
・直付け溶接機にコンセントプラグを作成する事は違法です。(グレー行為)

※溶接機が直付け指定の場合、ブレーカーと溶接機の直付け行為は合法です。

基本的に電気は「簡単じゃん♪」ではなく「危険過ぎる」と思っておくことです。
確かに簡単ですが間違えたりして、「何か事故など合った時」遡って調査が入りますので違法の場合逮捕です。
もう一つ工事の場合、その業者に責任が行きますのでそれをお金で払うと思いましょう。仕事ですから。

「ばれなきゃいいよ簡単だし俺は出来るし」という人間は別のどこかでやられます。
人生はそんなものだしそうであれ。

 

さて、話はおいといて後はこの延長するコードを何Aのものにするかです。

単相200vでも家庭用は20A以下ですが、家庭用単相溶接機の場合メーカーは安全第一の大抵30Aを推奨しますので基本は30Aですが金額が一気に太くなります。

2倍くらい高くなると思った方が良いです。

中国製のメーカー通さないやつは指定はほとんどありません(笑)。

単相200v配線延長工事の見積もり金額

出して頂いた見積もりはこちらです。

15A線・・・2mm太【エアコン・IHクッキングヒーター等】

  • 15A電気工事2mm3P配線工事:15,000円
  • 配線延長1000円×2:2,000円
  • 3m以上高所作業:5,000円
  • 合計:22,000円(税抜き)

 

30A線・・・2.6mm太【溶接機・スパイラルミキサー等】

  • 30A電気工事2.6mm3P配線工事:30,000円
  • 配線延長2000円×2:4,000円
  • 3m以上高所作業:5,000円
  • 合計:39,000円(税抜き)

となりました。

ん~「DIYレベル」となると少しだけ悩ましい所ですね^^

それで100v溶接機が売れる需給となったわけです。
どちらにせよひろぱぱ使用の溶接機は200vにするとは思いますのでこの業者さんに工事をお願いしようと思ってます。
3月はガレージがフル稼働忙しいので、したとしても来月とは伝えております。

幾分かの目安にはなるのではないかと思います。
家の分電盤まで単相200v線が来てただけラッキーと思って茶を濁すか(笑)、きちんと相見積もりを取るか、高すぎず安過ぎずの絶妙な価格なので非常に悩ましい金額です。

さて皆さんならどうします?

 

追記:2019年11月29日

結果としてとても安い業者さんに出会うことが出来ました。
ということで200v線を引いていただきました^^
よって、昇圧機などもなにも使用する必要もなくなりました。

 

だいぶ溶接機も絞れてきましたので200vブレーカー増設+配線延長コンセント設置工事の見積りをとりましたが、参考になれば嬉しいですね★

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