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溶接機が欲しくなりました。
厳密にいうと2~3年前から欲しかったのですが素人にはどれが良いのか分からず懸念していました。
精密さや美しさはそんなに求めていないのでしっかりと溶接できて実用レベルであれば良いなと。
どうも200v機を使用している人は100vは使えないと定番のように言うし、プロが100v機を家様に買うと完璧に使えるというし良く分からない。
めちゃくちゃ安いわけではないので出来れば失敗したくないのです。
学校行ったわけでもないし、溶接棒タイプが良いのか半自動が良いのかすら分かりません。
ということで調べてみました。
一番辛いのが、安くてもゴミ溶接機に当たってしまう事。
1万だから安いと思ってもゴミなら1万円は高額です(# ゚Д゚)。
良いのがありますように!
溶接機は100V・200Vどっちにする?
目的と用途を把握すること
まずは電圧を決めなくてはいけませんので、これは使用する用途にあたります。
もちろん200Vを自宅に引く方がパワー的に良いという事は分かりました。
条件としてはコンセントで使用できない分以下の事が言えます。
- 同じ場所での溶接の為に、工事と電気契約の切り替えをするかどうか。
ようはガッツリ溶接しまくるかどうか。という問いで良いと思います。
ひろぱぱの場合はそこまではありませんのが溶接をしたい。
溶接を生業(なりわい)としてませんので、あくまで趣味です。
この用途の振り分けはとても大切と思います。
だからといって小物を作るのかというとそうではなく、バイクの穴塞ぎやマフラー繋ぎや作業台作ったり、チャリ用簡易車庫などが目的です。
100V・200V溶接機のメリット・デメリット
100Vメリット:
これはコンセントorブレーカー直引きで簡単に使用出来る事がメリットです。
ただし、ひろぱぱは電気には疎い為、コンセントを使用します。
その場合はプロの方も強度が必要なものには100Vは使わない方が良いそうです。(引っ付けると溶接の違い)
※ただし、変圧器(昇圧)を使用するなら今の溶接機なら充分すぎる性能だそうです。
ブレーカーからコンセントの距離があり過ぎると電圧電流の低下があるのでそれをフルにコンセントで活かす為には減った電圧を昇降する電圧昇降機があれば良いそうです。
変圧機で昇圧するのは、延長などで減った分の電圧を元に戻すだけでそれ以上を出すわけではないそうです。
- 例:200V溶接機を変圧器をとおして100vコンセントで使用する。
机上の理屈では出来るそうですが、これは不可能との事です。
もう一つは持ち運びして違う場所でし安い事。実家で使用したり、自宅で使用したり、会社で使用したりする人は100vでないとどこでもは出来ませんよね。
これの回避はエンジン発電機などを使用すれば200Vでも出来るそうです。
200Vメリット:
引っ付けではなく溶接が出来る事。
100Vデメリット:
電流パワー不足。
もともと引っ付けたいではなく、溶接をしたい場合は200Vで使用する事の歴史があったそうです。
DIYブームから火が付き100V溶接機が売れる事で流通したけど安全面の観点から強度の必要なものへは使用しない事などの注意があったそうです。
時代と共に良くなったらしいですが、200v溶接機が根本なので多少の無理から感はあるとの事です。
200Vデメリット:
工事が必要。
使用場所が200vコンセントがあるところに限られる。
そもそも溶接などの危険を伴う作業は場所を決めておいた方が良いともいえるので一概にデメリットではないかもしれません。
もう一つは最近の家はほぼ全てエアコンやIHで単相200vがある。
まとめ:
- 100V機の場合:
基本的に変圧機もセットが最大値のパワーが発揮できるということが分かりました。(能力以上は不可能)
コンセントから15Aまで、ブレーカー直から30Aまで
- 200V溶接機の場合:
シンプル!場所は限られますが溶接がきちんとできる事。
ただしエアコンが単相200vで引いてる場合そのまま使える。(延長コードは必ず200v用)
直流機か交流機か?
これは気にするな。問答無用でムラ無くパワーある直流機の方が良いとの事です。
こう断定してもらえると初心者には助かります(笑)。
どうやら歴史的にも世界的にも半自動は直流しかないそうですがすみません自分で調査ではなくプロの部屋でそう書かれてました。
溶接棒の場合は選択できますがとにかく「直流」との事です。
直流機「+30%パワー」 > 交流機
の構図が出るそうです。
溶接棒・半自動はどちらが良い?
これも私の調べたサイトでは必要以上に気にするなと書いてました。
しかし費用対効果でガンガンするならランニングコストの安い溶接棒、たまにするなら半自動程度で良いそうです。
正直逆の気がするのですが?
あと100vの場合電圧電流不足で溶接棒は低電圧用でも結構引っ付いてイライラするそうです。
半自動の場合はストレス無しで進んでいけるとの事です。
ただ半自動の場合どんどんワイヤー送り出しがあるので、溶け込んでないのにその上にどんどん持っていくだけの可能性も高くなるので注意が必要だそうです。
引っ付ける程度ならできますが、溶接はかなり難しいとの事です。
溶接棒:
- 鉄・ステンレスの取り換えが棒を変えるだけ。
- 溶接棒自体は安く、太さが合わなければスピーディーに交換出来る。
- チョン付けが得意で強度を出す場合、腕次第で半自動よりも調整しやすく強くしやすい。
- 同レベルなら価格が安い傾向なので元を取りやすい。
- 溶接棒が短くなっていくので固定位置距離がどんどん溶接部へ近づいてていく。
- 構造がシンプルなので故障しても直しやすい。
半自動:
- 基本は溶接棒式が進化したもの。
- 溶接ワイヤーの取り換えが一手間かかる。
- トーチ式なので素人でも狙ったとこで溶接しやすい。
- 同じ素材の場合、溶接棒のように短く消耗してきてもひんぱんに取り換える必要が無い。
- きちんと溶け込んでいない状態でもどんどんワイヤーを送り出し、上から重ねていく可能性があるのでワイヤースピード調整が出来る機械が必須。
- 同レベルなら価格が高い傾向。
- 溶接ワイヤーの送り出しなので固定距離が保てる。
- 故障した時修理が面倒
半自動の方が同レベルだと数万円高くなります。
しかしここをケチって本業でもないものでケガもしたくありません。
どちらであれ、練習というか慣れが必要との事。
100Vの場合はどちらも溶接は難しいので半自動が良いかと思います。
200vの場合はどっちでも良いかなと思いました。
何をしたいかによります。引っ付けたい100vか溶接したい200vか。
溶接機はもともと200Vの為に作ってあるのをDIYブームで需要が増え、強制的に日本で100vで売ってるそうなので強度の必要なものには使用しない方が良いそうです。
100V溶接機はどれが良い?
これは使用したことが無いので分かりませんが、私が見たブログでは工場で毎日使用しているプロの人が自宅用に買ったとある、アストロプロダクツの100V半自動溶接機。
色んな動画もあるしこれが良いな~と思いました。
これだなと思ってたのですが、スズキッドの半自動溶接機も同じような機能で細かい調整が効くことが分かりました。
しかもダイヤル式で更に細かい調節が効きます。
どちらにしようか迷いますが、次回はこの2つを調べていきたいと思います。
- アストロプロダクツの100V半自動溶接機
- スズキッド アーキュリー80ルナ100V半自動溶接機
200V溶接機はどれが良い?
これはまだ決めてません。
200Vの場合、安物でもかなりの溶接が出来るそうで、メーカー製でなくても良い「可能性」が強そうです。
なので種類がありすぎてなかなか絞れません。
が、やはり見れば見るほど200Vでないと行けない気すらしてきました^^;
DIY使用で似たような目的の方の動画がありましたがこの方はバッテリー使用ですが、やはり100vの方が「色んな意味で」安定しないため逆に難しい事もあるようです。
とても分かりやすく助かりました。
これで思ったことは日本でも感電事故なんかは少なからずあるのですね。
200Vのような高電圧になるとなおさらです。
調べてみると基本電圧は国によって違います。
- 日本100-105vが主流
- アメリカ110-130vが主流
- 欧州各地域200vが主流
のようで「圧倒的に」ヨーロッパでは感電事故死が多いデータが出ているとの事です。
DIYで死にたくないし大切な事はやはり「素人と自覚」する事は大切だなと素直に思いました。
200vの候補としては以下です。
- チャイナの安い溶接棒タイプアーク溶接機
- チャイナの安い半自動溶接機MIG130-160あたり
- 日動工業デジタルインバータスーパーウェルダー160
日動の場合社名が変わり安くなってる可能性あり。(付属アーククリップなど別途必要)
です。
絞られた【100V】溶接機は2つ!
まずは100vはこの2つです。
100vの場合は割り切って半自動かなと判断しました。
●スズキッド(SUZUKID) :アーキュリー80LUNAII
●アストロプロダクツ: 直流半自動溶接機
家庭用流通No1のスズキッドは安心の定番です。
アストロプロダクツは自分が見たブログの人が使っているプロの安心感。
たぶんどちらも同じと見ていますが、念のためこの2つをもう少し調べてみたいです。
どちらも評価は相当高いく満点レベルがほとんどです。
で、調べて行くとアルミはするつもりはなかったのですが、どうせなら出来る奴の方が良いのはないかというような迷路に迷い込んでます^^;
その場合はスズキッド100V 半自動溶接機 アーキュリー120 SAY-120が良さそうです。
※アルミの場合は別途追加購入が必要との事。(そうなると使い道と予算考えると要らないかな。。。)
絞られた【200V】溶接機は3つ!
次に200v溶接機ですが、100vの場合こそ高性能が必要ですが、200vの場合DIY程度は安物でも対応できそうです。
むしろ安物の方がスペックが高く強かったりしますが安全性が如何せん怪しいです。
●KKmoon インバータ溶接機 KKM-200
割りきったアーク溶接機です。(※注)Amazonのみ販売)
●半自動溶接機MIG-130
割りきった溶接機ですが200v最安値半自動溶接機。
かなり沢山の動画もあるのでかなり売れているはずです。デメリットはくそデカくて重たい事。初期不良多いようです。
●日動工業 デジタルインバーター直流溶接機 スーパーウェルダー160
かなり人気の溶接機です。迷ったらこれというくらいの商品。
200vアーク溶接機最安値商品です。
レビュー見れば一目瞭然ですがコンパクトで超軽く、現場のプロの人も使用する溶接機ですが、価格が社名変更により安い!?
旧ロゴタイプも新ロゴタイプも同じですが、選べないとの事です。
※日動の場合はプラグや、溶接ケーブルが付いてませんので本体のみです。
追記
新たに候補が出てきましたので追記します。
●インバータ溶接機AT2000 HITBOX
これも評価高く、100Vならこれにしろというくらい評価高いようです。
しかも100v/200v切り替えができるデュアルタイプなのでまさに求めている溶接機です。
100vのどこでも出来る簡易的な良さと、200vの強い溶接が可能で140A出力が可能なので、上記日動と比較しても引けをとりません。
しかもデジタル表記なので尚更です。
それでいて、日動工業のとの違いはアーク線・アース線・プラグなど全てついてこの価格1万円♥ こ・・・これはこれしかないでじゃありませんか!!
日動のように小型で軽いのもあり現場のプロたちも使用しているようです。
※Amazonのみ販売:プライムでない場合(Amazon在庫無しの場合)中国の卸工場直なので半月くらい届くのにかかりますが、アリババ輸入サイト何かで見ても評価良く、たいして価格変わらずAmazonが良いですね。
多分これにします^^ 届いたらレビューします。
しかし溶接はこれだけじゃなく、作業台・溶接面・溶接棒・手袋・安全靴・溶接用エプロン・ケレンハンマー・クランプ・トランス、電気工事(する人は)、200v用延長コードなどなど細かく他にもかなりの金かかりまくりますので、安いに越したことはありませんが、やはり安全第一ですね^^
机上のデータですけどね^^;
やはり実際使ってみないと結局は分からないのでしょうけど自分の納得材料になります。
