4ベイHDDケースのNAS使用ロジテックLGB-4BNHEU3を購入しました。
時代と共に進化し続ける業界ですが意外にNAS構築・複数ベイケースなどは発展自体は遅いのかなと感じています。
今回購入したのはバックアップ保存データー用ともちろんそれだけではなくHDD管理用として、4ベイタイプのHDDケースを購入。
一つのデバイスで4つのHDDをバラバラに動かすのは当然、4つを合わせて1つのデバイスとしても扱えるタイプのものです。
※私の購入したのはRAID機能搭載タイプではなく、いわゆる外付けHDDそのものといったシンプルタイプですが、ウィンドウズ10を使用している人に限っては「記憶域プール」機能を使用してミラーリングを一つのコピーで2台のHDDに行うRAID1同等の事が可能です。
RAID5タイプなどが欲しい場合はこちらのグレードを上げざるをえませんが私は情報セキュリティ屋でも無い一個人なので必要皆無です。
パソコンは自作パソコンですが、サーバは自作ではなくレンタル等完全個人レベル構築ですのでこのタイプ充分活躍してくれます。
LGB-4BNHEU3の機能と安全なデータ管理方法
このタイプは外付けHDDと何ら変わり有りませんので「USB3.0で繋ぐ」ですが、「SATAケーブルでマザーボードに繋ぐ」ことも可能です。
タイムラグ測定はレビュー参照ではUSBであろうとSATAだろうと大差がないという所も魅力で出だしの読み込みが多少時間かかる(数秒程度)ということくらいです。
これはSSDではないので、HDDの場合はSATA使用しててもマザーボード直だから速いというのは関係ありません。
搭載HDD数と管理
4ベイタイプなので4つです。(8ベイタイプも有り)
完全にパソコン内は全てSSDを使用して立ち上げ様に高速SSDを用いて、外付けHDDから保管データを取り出して重たい画像・動画編集する人なんかはかなり重宝しますよね。
冒頭にも書いた記憶域プール機能を使用してミラーリング設定しておくと一度のコピーで2台のHDDへコピーが可能ですので片方が故障しても復旧がディビルドすることなくコピペで可能です。
※ただしアースを繋いで無くてUSBをパソコンへ繋いだまま雷が落ちれば流石に全て全滅するでしょう(笑)。
一番安全なデータ保存方法は何なのかは人により異なりますが、①クラウドサービスなのか?②外付けHDDなのか?③複数HDD管理NAS構築なのか?現代は選択肢が色々あります。
①クラウドサービス
データ管理サービスを提供しているサーバへデータを保存する方法です。
この方法だと雷や落下による物理的破損が無く、預ける先も言ってもプロの会社ですので安全という所でしょう。
デメリットはコストと咄嗟に呼び出したいデータがHDDよりどう考えても遅いというもの。
私はいまいちクラウドに実感がなく、容量が増えると当然料金発生するのは当たり前でコストパフォーマンスが悪くなりそのころには容量空けるのも面倒になりそうなので、自分で管理したい派ですね。
何かあっても自己責任なので納得しやすいと。
②外付けHDD|1タイプ
昔からある一番典型的な保存方法ですが、昔はこれしかなかったんですよ。
当然1HDDなので1コピーでのミラーリングが出来ません。
パソコンのデータ管理容量が小さい人はこれでも良いですね。ただしこのHDDが故障したらと考えてさらにもう一つにコピーする人なんかもいるかもしれませんね(笑)。
手間が凄い上に1つのHDDなのでMAX上限要領が限られます。
16TB容量買おうものならとんでもない価格します。
※2021年現在では1枚16TBより高いHDDは存在しません。
②外付けHDD|複数タイプ
ウィンドウズ10になってからは外付けHDDを複数ベイ(最低2台以上HDDタイプ)であれば、RAID①機能同等の事が可能になりました。(速度・呼び出し管理法など完全なる一致ではない)
これにより複数ベイをUSBでも良いので取り付けるだけでデータ管理が一気に低労力で高安全に可能になりました。
今回私がRAID機能無しタイプにしたのもそのためですがそのウィンドウズの記憶域プールの設定方法も見てみます。
フォーマット時に機能を選択するだけですのでいたって簡単に誰でも出来ます。
パソコン内蔵HDDと違って、HDDケースごとでも、HDD単体で裸のままでも交換や持ち出しが簡単に出来るので便利なのですが、反面気を付けないと落としたり、磁気に気づかない間に近づけたり、取り出し前に金属触るの忘れて静電気で故障させるリスクも有りますのでお気をつけて下さい。
注意点として
ミラーリング機能使用すると2台以上で小さい容量の方へ合わせられるので、なるべくなら2ベイ以上あるなら全て同じ容量で統一することをお薦めします。
ウィンドウズの記憶域プールの設定方法
パソコンのシステム管理からフォーマットを行います。
「記憶域」をクリック。
「記憶域の管理」をクリック。
未フォーマットドライブが出てきますので「プールの作成」をクリック。
※今回私は4ベイケースに3つのHDDを入れたので3つが読み込まれています。
・「シンプル(回復性なし)」を選択してフォーマットすると3つを合わせた一つの一般的なHDDとして認識します。
・「双方向性ミラー」を選択してフォーマットすると挿入した一番容量の大きいものと二番目に大きなものが同時にミラーリングコピーされます。
対応している場合は「3方向性ミラー」(RAID5相当)・「バリティ」等選択可能です。
これで作成すると一つのHDDが作成されます。
今回名前は「記憶域」としてます。
当然この中は「3つのHDD」を装着しましたよね。ですので3つが入ってます。
※8TBを4つ使用して一つの32TBのHDDという存在しないものを超低価格で造れるわけです。
この便利な機能を使用しない手はありません。
デメリット
私的にはゲームをしたり、頻繁なHDD差し替えをしません。
同じような人は特にデメリットはありません。理由は動かしたい時だけ電源入れればよいからです。
逆にこういう人にはデメリットがあります。
- 起動用SSD・HDDは別として、外付けをメイン記憶HDDとして遅延なく使用したい場合USBであろうが、SATAであろうが多少の遅延は生じるはずです。
- ケースとHDDがギリギリのサイズなので空冷の音がパソコンよりうるさくなりがち。(HDDの起動数による)
メリット
- グレードを上げればこのHDDケースと別のHDDケースを繋ぐことも可能。(32TB+32TB+32TB=96TB等)超モンスターHDDタワーが可能。
- ウィンドウズ10の場合はRAID1相当の安全性データ管理の構築が可能。
- 必要な時だけ電源入れて呼び出す事が可能。もしくは、パソコンと電源連動させることも可能。
- TV対応なので超大容量HDD録画機としても働く。
ことです。
●ロジテックLGB-4BNHEU3
●Seagate 8TB HDD
ロジテックLGB-4BNHEU3レビュー動画
今回の動画です。デメリットでもある音は私の許容範囲内でした。