昨夜むすめがおねしょをしました。
ひろぱぱ家は6歳・4歳・2歳の子供たちなのですが、長女だけがおねしょが無くなりません。
基本的には毎日or一日おきにおねしょをします。
ちなみに、次女と末っ子は2人とも2歳なるまでにおねしょはピタッと止まりました。
当の本人は気持ち悪くて泣いてますがすんなりスヤスヤとしてます(笑)。
おねしょの原因
小児科でもパンフレットもらってきました。
6歳でおねしょをしているのは異常でしょうか?
プレジデントオンラインデータによると、6歳以上でおねしょをするお子様は11%だそうです。
10人に1人がしてしまう状況のデータですが、異常ではなく膀胱の成長の問題です。
もちろん他に生活環境やストレスなどの精神状態などもあります。
もう少し細かく見てみます。
原因1:膀胱の未成熟
これはシンプルに物理的なものです。
膀胱におしっこを溜めきれないためすぐに尿を排出してしまうことが原因とのことです。
尿を溜める体内容器が小さい=すぐに満タンになる。=排出。
本来満タンになると尿意が発生してトイレへ行きますが、子供の場合睡魔の方が強いのでおねしょとなるのが原因の一つです。
原因2:抗利尿ホルモンの分泌量不足
抗利尿ホルモン=睡眠中のおしっこの量を減らすホルモン
上記膀胱の成長が遅い子に多く脳下垂体から分泌される(抗利尿)ホルモンです。
特徴として日中のほうが少なく、夜間の方が分泌量が増えます。
※つまり同じ量の尿が膀胱内にあったとしても、日中の方がおしっこに良く行きたくなり、夜間の方が尿意が減ります。その結果、寝ている間にできる尿を朝まで膀胱に溜めておけるようになります。
病として見ると「抗利尿ホルモン(ADH)不適切分泌症候群」「尿崩症」というものがあります。
原因3:精神的なものによる不安からのおねしょ
これは脳と体が表裏一体の位置に精神的不安定の状況が重なってそれが結果おねしょとつながると言われています。
人間は精神不安定な状況下では体の状況も不安定であるというものです。
現代ではこれが原因の事も多いらしく、生活習慣、親のしつけなどが上げられます。
おねしょの対処方法
一般的に言われている事としては、
- 布おむつに変更して敢えて気持ち悪い状況へする。
- 寝る前に水分を取らない。
- 寝る前必ずトイレに行く。
- あせらない・怒らない。起こさない。
などありますが、一般論であってこれもれっきとした対処方法であり成果もでますが、医学的な見解とは異なるようです。
対処法1:
原因1と原因2であるように、【膀胱の大きさ】+【抗利尿ホルモンの分泌量の正常化】が正常に出来ていれば物理的にも解決するはずです。
この場合、成長を待つしかありません。
なのでむやみに叱ったりしたらダメで、叱り続けるとそれが原因3のストレス精神不安定へ繋がる可能性が出て、悪循環となる可能性があるからです。
この場合の対処法としては
- 待つ。(先述した一般的布おむつなどで対応)
- 病院(処方)薬で膀胱をやわらかくする。
2つの対処方法があります。
待つ。はそのままです。
膀胱を柔らかくする薬とは、膀胱が小さくて固いと満タンになると勝手にあふれ出ますが、膀胱が柔らかいと膨らんでいくので朝までおしっこを蓄える大きさまで膨らむという事です。イメージとしては風船ですね。
■膀胱を柔らかくする薬とは
デスモプレシンという薬ですが、問診を受けた上でおしっこの量を測ります。(お漏らしした時のおむつの重さで測る)
夜間尿量自体は平均が決まってますのでその数字よりも尿量が多ければ処方して頂けます。
かつ、週2回以上おねしょをして悩んでいることも条件との事です。
対処法2:
上記でなければあとは精神的なものや、家庭環境的なものもありますので、子供を精神不安定になるような事をしない言わない。という一般的なものにはなります。
具体的なものとしては、記述してますが、
- 寝る前に水分を取らない
- 布おむつに変更して敢えて気持ち悪い状況へする。
- 寝る前に水分を取らない。
- 寝る前必ずトイレに行く。
- おねしょしてもあせらない。・怒らない。起こさない。
です。
おねしょは基本的には早いか遅いかだけで治る「生理現象」です。
対処法・言い方・しつけ方を間違えてしまうと、原因3の精神不安定へと陥り悪循環となるので優しく見守って上げる必要があります。
ただし、大人は大変なんですよね。
そう、ふとん一式を洗濯して干す労力!これ奥様ならわかるはずですよね^^;
嫁さんと一緒に消毒シュッシュして、ひろぱぱも眠い目をこすりながら頑張りましたとさ。
現在夜中の1時。明日5時起きだぜ^^;ガンバルマン!チョリ~ッス
ちなみにですが、
小学生に入る分岐点が6歳なので、「もうすぐ小学生になるのにおねしょが・・・」と心配になりますが、7歳から一気におねしょをする子は3%まで減ります。
