今日は親戚の父が亡くなりました。
正直うちの父も70歳過ぎて、嫁父も65歳過ぎましたので遺言書の必要性について。
じつはこれ嫁さんとも話していて嫁さんは35歳の時に遺言書は子供たちと私の為に一旦書いてます。
逆に私はしてませんので、今回は資産管理ファイルくらいは作っておこうと思います。
今回の内容はめちゃくちゃ大事ですし、従業員さんの苦労なども見てきてますので私もアラフォー。
その残された方の苦労ってかなりハードです。
何がハードって世の中こちらから請求しない限り、「銀行・年金・携帯・ローン・生命保険等々」不利益にしか働かない仕組みですので重々ご注意下さい。
そう例えば積立保険してたとしたら、代理店噛んでない場合運百万など入ってたことを知ってないと請求しようがありませんのでご注意。
近年では定期ハガキなどの義務化で分かりますが、請求には期限等もありますのでめ~~~~っちゃご注意下さい。
銀行口座なんて個人情報厳しすぎて、死人の親族ですら引き出すのとかかなり大変な作業になります。(10年動かしてない物は銀行側権利のものになるんでしたっけ??)
ということで、資産の行き先をきっちりして、書類をまとめて「自分が死んだらこれを見ろファイル」的なものに形としてしておきたいと思います。
普段見せる必要はありませんので、最終的に確実にこのファイルを身内が手にするようになれば確実に残せるファイルです。
死には寿命だけではありませんからね、交通事故・発作系・闘病生活等々いろいろありますので。
ちなみに皆さん自分の総資産把握してますか?私は流動投資含めて毎月管理してますので完全把握してます。
※今回は個人分で法人分は除外します。
家庭の全資産ファイルを作っておこう
銀行口座について
通帳は自分も使用するのでせめて表のコピー等で、金額は不要ですがどの銀行があり、いくつの口座を作っているのか?
これが分かるようにしておきましょう。
スムーズにそこへ電話すれば手続きできますが、その前に「暗証番号を知っている必要はありますが可能なら」全額すぐ出す事をおすすめします。
有名な話ですが、半年以上経つと身内ですら引き出す事が大変面倒になるので、一番レベルでした方が良い事らしいですよ。(特に一家の主がメイン収入の場合どうなるか想像つきますよね?)
私はブログ・Youtube等の副業収益が大きすぎますので通帳が多いですが、これに加えてネット銀行も忘れないようにしとかないといけません。
(クレジットカードについて)
昔と違い毎月の明細書等ネット化してる人が殆どと思いますので何を持ってるか把握しにくいですよね。
死んだときクレカ払いの引落しは続きますが、上記銀行口座の手続きが済んでいれば引落不能状態に出来るので一旦心配無用です。
あとは5年以内に1回更新がありますのでその辺りでハガキなども来ますので気づく事が出来るはずです。
ここはそこまで心配してません。
証券口座について
投資しない人には何のことかわかりませんよね?
投資信託の書面類の場合は、貯蓄型生保感覚で大丈夫ですのでファイル綴じして終了ですが、問題は以下の場合。
特に危険なのがネット信用取引を多額でしてる場合ですので普段から現物取引を心掛けていれば問題ありません。
現物であれば入れてても配当金が入ってきますし、手続きとしては煩わしいですが解約で済むので簡単な部類です。
ただし本人死亡証明等必要なのは他と同じです。
問題は家族がネット証券口座などを投資をしている事を把握しているのか?も大事ですのできちんと伝えておくと安心です。
生命保険について
資産というタイトルで進めてますので、メインは貯蓄型の話となります。
ただし掛け捨て型でも死亡の仕方により当然死亡保険等でますのでいずれもファイルに一緒に入れておきましょう。
貯蓄型は問答無用で数十年の積立貯金みたいなものですので、しっかりと手続きできるように管理しておく必要が有ります。
これが民間ですのでこちらから請求ないと全て保険会社の利益になるという話も聞いた事ありませんか?
全てかは別として有り得ますので、これこそ重々ご注意下さい。
公的機関の補助金関係などもそうですが、向こうからは不利益の時にしか連絡来ませんので。
私個人でも7つ入ってますので全て会社ごと整理してます。
動産について
車などの物は目に見えるものですので探せば保険書類関係あるでしょうが普段からきちんとファイル管理してれば特に難しい事はありません。
しかし保険書類系まとめておいて分かりやすくしておきましょう。
これは死後どうこうというより普段から自分の為になりますので。
複数台個人で持っている場合は特に保険関係などのまとめ書類は必要ですよね。
不動産について
今は売った為ありませんが、私も20代の頃からアパート経営してましたので不動産がありました。
この辺の手続きはプロがいないと大変面倒なことになるので簡単ではありませんので、丸め込まれないように法律家に相談しましょう。
自分も住んでいるような家(不動産)なら簡単ですが、投資物件等の場合額が大きければ大きい程早めかつ適切な処置が必要ですので。
現在私は、自宅含め投資不動産ももっていません。
その他
資産になるようなものは充分お気を付けください。
特にペーパーレス化に伴い気づけないことも多々出てくるはずです。
かつネット化されてるのにも関わらずパスワード時代ですので今後さらに問題が増える事は目に見えてます。
ここ最近でいうと「暗号資産」なんかもそうですよね。
きちんと死んだときに引き継げるよう、または引き出せるようにしておいてあげましょう。
このパターンに限らずパスワード忘れ・遺産引継ぎ等出来ず寝たまんまの資産は数兆円と言われています。
自分の家庭だけでもそうならないようお気を付けください。
遺言書について
兄弟姉妹がいる場合はこれが無いために犬猿の仲になる家がめ~~~~~~っちゃ多いんです。
分配資産が無い家は擦り付け合いですので色々な支払いばかりで折り合い点がある意味どこかで付きますが(笑)、逆で資産がある家は必ず作っておきましょう。
書き換えも出来ますので巨額資産家は流石に公的書類で預けておくことが当然ですが、私のように一般庶民家庭は自宅保管でも構いませんのでとにかくある事が大事なんです。
書き方はそこまで形式ばる必要もないらしいですが、今度きちんと調べて書いておきたいと思います。
例えばシンプルに総資産の半分は嫁。残りの半分は子供達での等分。など一般かもしれませんが文章で残しておくことの大事さが人間関係を健全に保つ大切さです。
まとめ
ファイル分けが面倒でしたら金庫でも良いと思います。またはそこだけに挟んでおくだけでも全然違います。
私はこんな感じでとにかくこのファイルの中に個人資産を収めてますので死んでらこれを見るように言ってます。
貯蓄型生保なんかは死亡保険有りますので尚更死んだらこのファイルです。
細かく書類に残すと都合悪い人も中にはいると思いますが、その発想が一番身内を損に持って行く可能性もありますので「今の自分が若いからまだ」は関係無いですので早めに作っておくことが大切です。
手続きの仕方はそれぞれですが「そもそも何の資産があるのか?」を完璧に把握しておかないとテンヤワンヤになりますのでご注意下さい。
逆に支払い・引落しなんかもそうですがこれに関してはクレジットカードや銀行口座を留めれば一旦止まりますのでゆっくり手続きしていくしかないかもですね。
私は会社の方もありますので分けて作らないといけませんが個人の方は実際やってみると簡単なはずですので是非しておきましょう。
と、法律家でもないくせに偉そうに言ってますがきちんと聞いた上での話である事と、私は従業員さん抱えてる分たくさん周りの苦悩を見てきてますので本当に大事だなという所です。
※今回の真逆の話で、死ぬまでに見つかると困る物の整理はきちんとしておかないと結構な面白話も聞きます(笑)。