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カメラの保管にはドライキャビネット(防湿庫)|レンズとカメラ機器の湿度管理に注意!

2020年7月25日

皆さんカメラやカメラレンズの保管方法はどうしてますか?

流石にカバーだけして素で置いている人はいないと思いますが私はトランクボックスへシリカゲル(乾燥剤)と一緒にいれて保管してますが、すぐに水分でパンパンになるので交換が面倒ですので湿度管理のドライキャビネットを購入しました。

これも早くから買っておかないといけなかったのですが最近レンズの中が若干怪しくなってきたので慌てて買いました。

今は梅雨時期なのですがずーっと湿度80%以上の毎日が続いてます。

特に日本の気候的にはドライキャビネットは必須との事でちょっと遅かったですが購入。

 

カビを避けるためにカメラにベストな湿度と管理方法

カビが生えるとどうなる?

まずカビが生えてくるとそのももの影や曇りによる映り込み、そして派生大きさや場所によっては常時フレアの発生、そしてコントラストの低下、など明らかに写真もしくは動画映りに影響が出ます。

ヤフオクやメルカリなどでも中古でレンズを購入する場合など書いてますよね「カビ有り・無し」。

典型的にカビそのものが写るとこうなります。

こうなると普通の人が買う事はありませんよね。
ズームレンズなどの場合はズームすれば端っこは消えたりとかはありますが、ほっておくとけっきょく増えていくのでジ・エンドみたいなものです。
精神衛生上も非常にイラっとしますよね。

高価なズームレンズなどだと悲鳴をあげるでしょう。

こうならない為にドライキャビネットで管理しておくと超高いレンズも安心です。

当然、湿度管理機というくらいなので調整していくのですが、カメラやレンズはどれくらいの湿度で保管するのがベストなのでしょうか?

そもそもカビとウィルスバイキンなどは湿度に反比例します。

カメラにとってのベスト湿度は40~50%の間位と言われています。

 

メモ

湿度なんてなければない程よいのではと思うかもしれませんが、湿度が無さすぎると今度はゴムパッキン類の劣化やバイキンの繁殖率が一気にあがりますのでそれも注意が必要です。
インフルエンザなんかは逆に部屋ごと加湿してウィルスの活性を抑えますが、カメラは逆の事が必要です。

有名ですがカビの繁殖条件としては、

  • 常温20°~30°で発生ですが暑ければ暑い程、繁殖が活発になります。
  • 湿度は60%(日本の平均)辺りから発生し、80%を超えてくると一気に活性化して広がります。
  • 紫外線のない暗所。
  • 日本の梅雨時期なんかは常に80%前後なので適当に保管してたら一発でアウトです。

この条件が一致してかつ、汚れが溜まっているとそこへ一気にカビの発生率は大きくなってきます。

つまり湿度調整が出来るキャビネットが必要という事です。

 

 

カメラの湿度管理保存方法

ドライボックス+乾燥剤

カメラをドライボックスの中へ湿度計と一緒に入れて、シリカゲルなど乾燥剤などを定期的に交換して管理する方法があります。

これはハッキリ言って面倒すぎてしたくもないですよね。

昔は多かったですが、今はドライキャビネットが破格に安くなったのが大きなところでしょうか。

乾燥剤は水分を吸うとカチカチのパンパンになるのでそうなったら新しいのと交換するという事です。

 

 

ドライキャビネット

こちらは保管庫としてのキャビネットで中の湿度エアコンみたいなもので、湿度常にコントロールしながら調整します。

季節によってツマミを回して調整もできるためしっかりと管理できて電気代以外なにも考えなくて良いのがメリットです。

日本平均で電気代は年間450~1000円程度と思っていれば良いです。(キャビネットサイズによる)

2020年現在かなり安くなったので、明かにこっちの方がおすすめです。

※注意点として、付いている除湿機の性能に全て左右されるので湿度率の調整庫として大きければ良いとかは全く関係ありませんので、装備品や所持品のサイズと量で選択して自分の装備に対してなるべく一致するサイズを選択する事です。

当然大きければ大きい程、一回の開け閉めで湿気は一気に入ってくるのでそういう意味では小さい方が有利です。(所持品に対してギリギリ小さければ小さい程有利という意味)

 

 

●防湿庫 ・ドライボックス

 

 

カメラ・レンズ保管にドライキャビネット|レビュー動画

今回のレビュー動画です。

 

カメラレンズに対してもそうですが、自分精神衛生上にも良いですね。

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