最近動画編集である場所からある場所へ移動する部分を動画へ取り入れだしたのでジンバルを導入しました。
すでに電子ジンバル(スタビライザー)は持っていますが三脚の据え置き用です。
電子ジンバルの記事はこちら
これとは全く別のジンバルです。
「大きさと重さが許せるなら」、圧倒的に自由雲台より便利かく正確な動きをするので便利なんですよね。
ただしこの許せるならという部分が「肝」になる程大きいんです。
今回購入したのはまさかの5000円代のジンバルですが結論からいってすばらしいの一言です。
※三脚用ジンバルには相応の中・重量用三脚が必要ですので注意が必要です。
三脚用ジンバルとは
特徴:メリット・デメリット
一般的には「天体撮影」「飛行機撮影」「動きのある被写体を追う定点撮影」「三脚範囲内で自分が動く撮影」をする際には抜群に力を発揮します。
共通しているので基本的には三脚を移動しない場合に最大の力を発揮するアイテムです。
これがめ~ちゃくちゃ便利なんです。
自由雲台ほどの気軽さはないものの一度設置してしまえば自由雲台で出来る事は全て可能ですし、なによりブレが無くなるので三脚範囲内移動での追尾映像がヌルっと綺麗に撮れるというのが最大のメリットです。
設定が面倒なのでは?
と、これ思うかもしれませんが、電子ジンバルと異なり三脚用はいたってシンプルで水平を取れる位置で止める1点だけです。
ここが3点スタビライザー等と違い気軽なのも特徴です。
使用されているストッパーなどはアルカスイス製たいぷで安定感安心感も抜群です。
デメリットは自由雲台よりも大きく重たいという点です。
特に天井(頭)側が重たくなるので使用する三脚は中・重量級でないとバランス的によろしくないです。
デメリットを納得さえできるなら、三脚にジンバル機能が付くのでメリットは有りすぎです。
私の場合ベルボンの中型三脚でカーボンタイプなので助かりました。
※ちなみにこの三脚との組み合わせでスムーズに取れないものはないというレベルになります。
撮影パターン
自由雲台で出来る事は全て出来ると言いましたが百聞は一見に如かず以下。
電子制御ではないので腕も多少必要ですが絶対に人間の手では抑えれないブレも抑えてくれます。
空中撮影
自由雲台だと確実にブレる飛行体撮影など。ベアリング効果でブレることなく被写体を追う事が出来ます。
角度撮影
これはどの雲台でも当たりまえに出来ますが、雲台固定のベアリング軸移動なので上から下(逆も)へ向く移動部分も綺麗に撮影することが可能になる。
これ自由雲台ではここまで綺麗に撮影は当然できません。
俯瞰撮影
これは三脚の性能に左右されますがもちろん固定もできます。
私がもっとも必要な撮影方法ですが、上から下の物を撮影しながら説明などに使えます。
地面スレスレ撮影
これも三脚の性能に左右されますが、自由雲台ではできない180°角度変えが360°できるので、いちいち雲台から外したり三脚の足を広げて低くする必要すらなく一瞬で可能です。
一瞬ですがこれは三脚が良いからとも言えます。
写真となりにある小型へ載せ替える事もありましたが今後不要になります。
三脚内移動撮影
三脚を固定しての移動範囲内を綺麗に撮影することができます。これはジンバルならどれでもです。
上下移動
左右回転移動
これは運動会などでも活躍しますね。
写真ではエレベータ付け根を回してますがジンバルの横軸で回すだけで美しくヌルッと回転します。
※三脚用は3点スタビライザーではありませんが、三脚の性能によっては水平をたもったまま斜め移動も可能になります。
今回使用したジンバルと三脚
と様々な撮影の幅が広がります。
特に子供の運動会では私は必須アイテムになると思います。
何が凄いってこれの金額ですが、最初間違ってるんじゃないのかと思ってました。
精度も良く、固いグリスを使用しているのでメンテナンス時にそれさえ交換すればさらにスルスルと動きます。
自由雲台が不要になりますが外撮影多用する人は持ち運びを考えて自由雲台はそのまま保管しておくと良いと面ます。
●NEEWER パノラマジンバル|スチール
こちらは重たいですが価格が魅力のスチール製。
●NEEWER パノラマジンバル|カーボン
こちらは価格は上がりますがカーボン製で軽量。商品概要欄からは数字がスチール製が表示されており判断できませんがだいぶ軽量だと思います。
●Velbonベルボン【VS-5400Q】V4-unit付|カーボン製
こちらはカーボン製でサイズ属性は”中型”。ミラーレス以上の場合はこちらがおすすめです。
V4-Unitは単体で1万円弱しますが、以下のセットにすれば、メーカーが組み立てした状態なので間違いなく確実にベスト三脚となります。
ユーチューブでもかなり紹介されてる逸品です。
三脚用ジンバル|レビューと実際の使用動画
後半は実際自由雲台では工程数多くて大変な切替えがこんな感じでヌルッとできますという動画です。
コスト踏まえてのレビューも高いのは納得です。