雑記

わが子が万引きしてしまった時の親の行動と見せるべき姿|5歳編

2019年2月22日

悲しいタイトルですが事実です。

わが子が100円ショップからおもちゃの置物を万引きしてしまいました。

気づいた理由は家に帰った時にふと見た事のないおもちゃがあったことがきっかけです。

誤った判断をすると子供がとんでもない精神的被害を受けますので慎重に慎重を重ねて事を進める必要があります。

私自身はこの手の専門カウンセラーではありませんので、対処した事実のみを書きます。

発覚の仕方、年齢、取った物などによっても異なりますので一概には言えない事象の一つです。

多くの家庭で起こりうる事ですので自分の気持ちと本音も込めて綴ってみました。

これが正しいとかではなくこうした事実です。

※これが「一番正しかった」と思っているから、嫁と一緒に悩みまくってとった行動です。

万引きした事実追求の仕方と確定するまで

見たことないオモチャを発見。

「これどうしたの?」

と聞くと、「学校でもらった」との事。

もちろん本当の事だったらそれ以上追求しだしたら一大事となります。
しかし親の直感ですよね。各親にしか分かりえない子の直感。
絶対に学校ではくれないであろうオモチャにどう言葉にしようか悩んで出た言葉は、

「じゃあ先生にお礼の電話しよう。感謝しないとね。」

というと「それは絶対にダメ」と言い切ります。

ここからは兄弟姉妹離れて2人キリの話となります。
注:子供は知られたくない人がいるとかなり強がるしプライドが高いので必ず2人きりで真剣に話し合う必要が有ります。(これはひろぱぱではなく、知り合いのカウンセラーの話です。)

これでほぼ確定かなと思いますが、まだ確証はしてませんので、もう少し真剣に悲しんだ感じで話しを進めます。

理由は我が子は親が悲しんでる姿を見ると必ず空気を察してくれるからです。
この辺は家庭によって違うと思います。

最終的にはぎゃん泣きし出して、家族で買い物に行った時にポケットに入れてしまったとの事でした。
自分できちんとしゃべってくれたことで万引きが確定しました。

やったことは何歳であれ犯罪です。あとはどう対処していくか教えていくかですね。

まずはきちんと自分の口で事実を話てくれた事には感謝しました。
子供には「言いたくないことをきちんと言ってくれてありがとう」と伝えました。

 

お店にした対応

ここは悩む必要はありません。
お店に迷惑かけたので謝罪にいく段取りをすぐとる。いたってシンプルです。
ただし言われる事によっては悪い方のトラウマにもなるので、こうなったらこうするみたいなシュミレーションはしました。

すぐにお店に電話をしました。
バタバタ着替えてお店へ子供と一緒に謝罪へ行きましたが、当日は店長さん不在の為、パートさんが丁寧に傷付けないように対応してくれましたが最終は店長がいないとという事で、次の日に行く事にしました。
スケジュール的には日にちはまだ他もあったのですが、こういうのは間違いなく記憶のハッキリしている早い方が良いです。

次の日の朝一10:00に合わせて仕事を休んでいきました。店長さんへは昨日電話でスタッフの方が内容を言ってくれてたので裏のスタッフルームへ呼ばれて話合いでした。

100均大手なので店長さんも慣れてるのは慣れていらっしゃいましたが、この年齢の子が来ることは今までは無いそうです。
もちろんまず私と嫁が謝罪して頭を下げました。

やはりショックだったのか嫁は前日夜も悩んで泣いてましたが店長さんの前でも涙は出てしまいましたね。
起こった事実は曲げる事は出来ませんので、罰を受けて今後どうするかが人間の課題です。

起きなかったことにしようとすると、だいたい痛い目を見るのが人間であり、あとで事が大きくなります。

 

心情

※ここからは間違ってもニュアンスの捉え間違いとならないで下さい。ただ本音を書きます。

私はむしろ5歳という年齢で万引きをして「親が他人に頭を下げる姿を見せれる」機会はなかなか無いと思っています。
正直、少なくとも小学校高学年や中学生の段階で無くて良かったなと思ってしまいました。
店長さんからの説法もあり、かつ親のその姿を見て娘もさらに泣き出しました。
泣こうが年齢がどうこうあろうが当然「犯罪」。
ニュアンスが難しい事お許しください。

泣きすぎて嗚咽がひどく、なかなか口に出せませんでしたが、最終的には自分の口で「ごめんなさい」を言いました。

きちんとごめんなさいを自分の口で言った娘に対して、店長さんから言って頂けた言葉は先日の私と同じ言葉でした。

「よく自分で言えたね。ありがとう」

でした。
そのあとは、買い物とはの説明・無くなると困る人がいる・犯罪とはお巡りさんに捕まる。という事を店長さんの口から説明してくれました。
親としてはもちろん前日同じような事も伝えてますがやはり、第三者の言葉、ましてその店長さんに親は頭を下げてるので突き刺さってくれたと思ってます。

お店としてはもちろん2回目があれば「出入り禁止」等の対処が必要との事でしたが初めてという事と、よく来てくれましたという事、そして買い物中は親から離れないという約束の元で許して頂けて、万引きした商品を購入して謝罪対応は終わりました。

子供に対するケア

前日の夜:

  • お店のもの(友達のものも)を勝手に取ったら絶対にダメという事。
  • それをする事によって困る人が必ずいる事。
  • 親が警察に捕まって帰ってこれなくなる事。

ここまではしっかりと厳しい顔でゆっくりと説明しました。
怒ってはいません。
ゆっくりと真剣に話をしてあげました。

 

当日の謝罪の後:

どこかで線引きをしないともちろんダラダラ引きずるのは子供にとって絶対にダメです。
社会的にはここからは切り離さないと永遠にキリがありません。

ということで謝罪の後、再度同じにはなりますが「勝手に物をとったらどうなるか?」を説明しました。

その後に

「ここからはいつもの大好き仲良し親子ね。はい!今から開始!」

と、母親の言った言葉で緊張の糸が切れたのかポロっと笑いながら涙をこぼしました。
多分、これは本人しか分かりませんのでやはり多分ですが、親の頭を下げる姿が響いてくれたのではないかと思っています。

私もずっと悩んで、1日娘との難しい対応をしてきたのですが、空気がいつもと違うのは間違いなく伝わってました。

毎日しているダッコですが、昨日はありませんでしたので。
一日ぶりのダッコに私も嬉しくなりました。

 

5歳の子供から見たお店とは|して良い事と悪い事の善悪

年齢によって対応が異なりますので本当に難しい所です。

5歳児から見たお店

雑貨屋さんでもスーパーでもそうですが、欲しいもの宝物の山です。
家にあるものはやりたい放題できるのに何でお店のはダメなの。状態です。
お菓子の陳列なんて我慢できないよ。
が、本音でしょうね。

しかし結論からいうと5歳児前後でもちろん

  • お店の物をお金を払わずに持って帰ったら行けない=悪い事

というのは分かっています。隠していても分かっています。
ただしそれより先の、

  • 見つかったらどうなるか?捕まってどうなる?

等は社会ルールなのでもちろん分かっていません。
それを親がきちんと説明できるかどうかがとても大事なはずです。

 

この辺はしっかり前日に叩き込んでますので伝わってくれたかなと思ってはいます。
そして謝罪当日の親の姿を見せれたこと。
これが大きかったなと思っています。
あとは子供の成長を暖かく見守ります。

 

自分の経験でいうと、小学高学年で万引きをして許してもらった経験はあります。
それが過って自分も経験してきたんだなと実感。
しかしまだ幼稚園でそれを経験してしまった娘を見て心打たれるものもあったのは正直事実です。

 

恥ずかしい話ではありますが、起きてしまった事実は変えれません。

そして多くのお子様のいる家庭が経験する過程だそうです。

 

今回ひろぱぱが行った経緯については、「すぐに対応したから事が大きくならずに済んだ」という大人の事情では御座いません。
むしろ万引き申告しなければ何事もなかったでしょう。
しかし万引きは絶対に「」になるそうです。
その危険な癖の成長を防げた「可能性」がある事に意味があると思っています。

どうか娘に伝わっていますように。

そして同じ経験をなさったご家庭の方にこんな奴がいるんだよと届けばと心より願っています。

 

ここまでがひろぱぱ家の対応です。

ちなみに5歳児というターニングポイント。
分かりますよね。
小学生になる時期で、小学校体験へ行ったり、説明会へいったり、かなり精神不安定になる時期との事です。
実は私の従業員さんの子供も5歳の時、お店から持ち帰っていてスーパーへ謝りに行ったとの事でした。

まさに5歳の出来事だったそうです。

偶然一致した年齢とは思えませんやはり親のケアがとても大切になってくる年齢なのですね。

当然かなり調べました。悩みました。その結果です。どうか伝わっています様にと心から願います。

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