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今日はsonyのα6600が届きました。
ソニーが小型フルサイズを頑張って新作出してくる中APS-Cサイズもぼちぼち落ち着いては居ますが活況です。
レンズはフルサイズどうしてもデカいですけどね。
※ただフルサイズはボケ感重視の人だけはおすすめですが、YouTubeとかだと逆に見にくかったり、APS-Cより同サイズ画角は狭くなるので映像美作品以外はミラーレスがユーチューブ系動画では一番バランス取れた良い位置ですの声も多いのは事実。(アイフォン最強説もありますが私はあまり。。。)
α6600は現時点ミラーレス最高峰フラッグシップとなりますが、実際は「α6400が優秀過ぎて」スチル撮影系でのぱっとした変化は無いです。
ただし、動画メインの人にとっては大きな違いも有ります。
その価格差ゆえに、コストパフォーマンスが良いとは言えませんが余裕のある人、またはα6300以前・α6500の人は価値があるといえると思ってます。
※コストもトップ重視するなら個人的にはα6400をおすすめします。
※今時点でα6400を持っていなくて、かつ動画メインで二者で悩んでいるなら私ならα6600をおすすめします。
ただし2022年は2月の受注停止を受け、価格差がちょっとありすぎる。。。
机上の論理だけではなく、実際に二機種を持つものとして、この理由を見ていってみます。
α6400とα6600を比較
スペック表の違う部分だけを分けてみましたら一目瞭然です。
機能に関してはさらに増えた物も有りますが減ったものも有る事が判ります。
そして映像美に関するスペックに関しては変更はありません。
言い換えるとα6400が優秀過ぎたという表現もできます。
スペック
α6400「ILCE-6400」 | α6600「ILCE-6600」 | |
型式 | ミラーレス一眼レンズ交換式デジタルカメラ | 左に同じ |
使用レンズ | ソニーEマウントレンズ | 左に同じ |
撮像素子 | APS-Cサイズ(23.5 x 15.6mm) | 左に同じ |
Exmor CMOSセンサー | 左に同じ | |
カメラ有効画素数 | 約2420万画素 | 左に同じ |
総画素数 | 約2500万画素 | 左に同じ |
アスペクト比 | 3:02 | 左に同じ |
カラーフィルター | RGB原色フィルター | 左に同じ |
記録画素数 [3:2] | Lサイズ: 6000 x 4000(24M) | 左に同じ |
Mサイズ: 4240×2832(12M) | 左に同じ | |
Sサイズ: 3008x2000(6.0M) | 左に同じ | |
検出方式 | ファストハイブリッドAF | 左に同じ |
検出素子 | Exmor CMOSセンサー | 左に同じ |
AFモード | AF制御自動切り換え (AF-A) | 左に同じ |
シングル(AF-S) | 左に同じ | |
コンティニュアス (AF-C) | 左に同じ | |
ダイレクトマニュアルフォーカス | 左に同じ | |
マニュアルフォーカス(MF) | 左に同じ | |
瞳AF[静止画] | 人物(左右瞳選択可) | 左に同じ |
動物 | 左に同じ | |
その他の機能 | 動体予測 | 左に同じ |
フォーカスロック | 左に同じ | |
縦横フォーカスエリア切替 | 左に同じ | |
フォーカスエリア登録機能 | 左に同じ | |
フォーカス位置の循環 | 左に同じ | |
瞳AF[動画] | - | 人物(左右瞳選択可) |
ISO感度[拡張] | 上限ISO102400 | 上限ISO:102400 |
下限ISO:50 | ||
手振れ補正機能 | - | 本体5軸手振れ補正 |
使用電池 | NP-FW50 | NP-FZ100 (※FW50の2.2倍容量) |
アンチダスト方式 | 帯電防止コートおよびアンチダスト機能 | 帯電防止コートとイメージセンサーシフト駆動の併用 |
パノラマ撮影 | 〇 | × |
ピクチャーエフェクト | 13種類 | 8種類 |
という感じです。
ですのでスチル・動画撮影ともに映像美に関しては全く差は無い事が判ります。
利便性としてのフォーカス性能がさらに進化してアップしたと一番謳われてますが普通撮影においてα6400のフォーカスも凄い物がありますのでそこまでの体感は無かったです。
使う人には重要ですがパノラマ撮影写真がα6600では無くなりました。
そしてピクチャーエフェクトも減りましたがこの辺はフィルター機能なのでどうでも良く通常編集ソフトの方でも何とでもなるので問題無いです。
上記スペックに抜けてるもので物理的部品として消えた物が「内臓フラッシュ」がα6600では無くなりましたので、写真撮影時に必要な人は外付けが必要となります。
要するに
※「写真で強い機能が全て入ってるのはα6400」です。→パノラマ・フラッシュ
※「動画で強い機能が追加されたのはα6600」です。→5軸手振れ補正・長時間撮影バッテリー容量UP・動画中の瞳(追跡)フォーカス
α6400-α6600:大きな違いのポイントはここ!
では良い所はどうでしょうか?
無理してα6400から買い換える必要は無いと思いますが、もうα6600へ買い換えると決断気味の方で動画撮影重視の人にはおすすめできるのはここ!
映像周りに変化はありませんが動画における利便性能のアップだけは素晴らしいものがあります。
それが「①バッテリー拡大」と「②本体内5軸手振れ補正」の2点です。
このメインの異なる2点の違いの価値で価格差を納得できる人は買いで、出来ないならα6400でコストダウンがおすすめ。
①バッテリー容量アップ
α6400がNP-FW50に対してα6600ではNP-FZ100とフルサイズ一眼で使用するサイズのバッテリーへ変更となり、これによりバッテリー持ち時間が2.2倍となりました。
個体実寸サイズとしては1.5倍に大きくなった感じです。
言わずもがなこれがめちゃくちゃ便利なのは言うまでも有りませんが、4K撮影においてのα6400最大の弱点はバッテリー減少が激しく外付けバッテリー接続状態でしたが解消されました。(それでも私は手持ちでは動画撮影しないため外付けバッテリーも付けますが)
注意ポイント
4k動画撮影におけるバッテリー消耗は、給電よりも早く消耗します。
ただバッテリーが大きくなったのでこれによりグリップが太くなり(これが丁度良い)、α6400では直持ちした時のグリップ感が不安過ぎるという声が多かったのも無くなりα6600はめちゃくちゃグリップが持ちやすいです。
②本体内5軸手振れ補正
強烈に強い補正がされてるとは感じませんが、当然アクションカメラではありませんのでアクションはしないように。(防水でもありませんし)
α6400には内臓されていない本体内手振れ補正ですが、α6600はついてますので「レンズも手振れ補正内臓タイプ」+「α6600」であればのダブルで手振れ補正が効きますのでその方がより実感できます。
手を添える程度で動きが滑らかになるのはパキパキ動きのα6400では出来ませんのでここは大きな特徴です。
※その他
以下その他ですが個人的にはどうでも良い変更点です。
ワンタッチ登録ボタンが増えましたので、よく使うボタンの登録が便利になりました。
プッシュアップ内臓フラッシュが無くなりました。
ダイヤル部にはパノラマ撮影が無くなり、1・2自分好みのマニュアル設定ボタンが追加されています。(私は使わない)
端子系は相変わらずタイプCがまだ付いてないのでここで抜き差しする人は向きが必要でしんどいかもですね。(私はしないので関係ない)
イヤホン端子が追加されたことによって動画撮影中の自分の声や雑音等を聞くことが出来ますのでこれはめちゃくちゃ便利です。
ここまで細かい事言い出すとキリが無さそうですが、シャッターボタンの大きさも異なることによって面積が広い分遊びが大きいというかクリック感等も異なりα6600の方が柔らかく感じてしまいます。(実際の押す力は同じと思います)
個人的にはα6400の小さく固いシャッター感の方が好みではありますがこれは個人差があります。
結論:総括
映像美がα6400と変わらないので、結局今α6400を持っていなくて「動画メインの人は」α6600の方がおすすめです!
ただ価格差を考えると、個人的なメインの大きな違いは「①バッテリー拡大」と「②本体内5軸手振れ補正」なのでこの2つにこの価格差が許せるかどうか?
だと思います。
2022年現時点でも中古市場でもどちらも高値取引状態ですのでしっかり検討しないと後悔すると思います。
しか~しα6400は名機種ですので大事に使っていれば確実に値崩れせずに売れますので、この二機種への変更はそこまでおすすめしませんと冒頭言いましたが実際は6400を売って→6600へ買い換える人も多いとは思ってます。
ただし、捨てるほどお金が有り余ってる人でミラーレスが良い人は後継機種なのでα6600一択です。
既にα6400を持っている人に関してはもう一機種次を待つのも有りだと思います。
SONYミラーレス一眼α6400・α6600
上記違い点についての価格差としては世間的には大きいといわれています。
正直私もそう思いますが、4Kミラーレスの弱点「バッテリー改善」と「本体内蔵手振れ補正」の譲れる譲れないとの戦いかなと思います。
※2022年は2月の受注停止を受け~元に戻りましたので新規で入れるならα6600がおすすめかなと。
●α6400「ILCE-6400」
ソニー/APS-C/ミラーレス一眼カメラ / α6400 / パワーズームレンズキット(同梱レンズ:SELP1650) / ブラック...
●α6600「ILCE-6600」
α6400 vs α6600お話動画
今回の記事動画です。
私は今後α6600です!