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一脚:「Manfrotto Element」石突部分ねじ穴にミニ三脚を付ける方法|ミリネジ→インチネジ変換

2021年4月18日

Manfrotto Elementを改造してみた

今日は超人気一脚マンフロットエレメントにミニ三脚を装着する方法です。

これ何で人気かって言ったらですね一脚の中で耐荷重が15kgそしてその中で全長が50cm以内(41.5cm)っていうですね超コンパクトなのに耐荷重がすごいっていうのでレビュー評価もめちゃくちゃいいんです確かに安心感・安定感もすごいんですよ。

似たような一脚は結構あるんですけど基本的にはやっぱり耐荷重が3kgとかですねで、ベルボン(最小)になるとですねもっとショートタイプがあるんですけどそれもやはり耐荷重が3kgとかですね。
※ベルボン最小一脚との比較はこちら>>

 

で、一脚において耐荷重がそれだけあるっていうのはですねかなりの金額に通常はなるんですけどこれなんと3000円ちょいでした。

なのでめちゃくちゃ人気あるんですけど唯一の欠点石突部分がM8(ミリねじサイズ)なんです。

 

子供の発表会やホール会場では席の形などによって場所をとり他のお客さんの迷惑になるので三脚が禁止の場所はけっこうありますよね。

その場合一脚はOKな事も多いのが事実ですので重宝します。

が、一脚はその性質上長時間になると疲れますので石突部分にミニ三脚の脚を付ける事によって簡易的な支えが可能なのでミニポッドのような形で一気に便利になります。

 

一脚:「Manfrotto エレメント」の石附部ミニ三脚装着

そもそも先ほど書いたようにM8ネジ切りタイプのカメラ用品はほぼ存在しません。

かつ、M8→3/8インチ変換ネジアダプタもこれまた存在しませんでした(正確にはアリババ等で中国からロッドで輸入すればある)

方法は2つあります。

1:三脚側にM8ボルトを突き出してあげる方法

土台部分の接着を外して、M8ボルトへ変更してあげる方法。

※こちらはデメリットが三脚でM8雲台の物など存在しませんので、このマンフロットエレメント一脚専用の為の足となってしまいます。
※メリットはこちらの方がボルト長さの関係で簡単かつ安定しやすいです。

 

2:一脚側の石突部分がM8なので3/8ネジ山へ切って上げる方法

こちらはインチねじサイズのタップが必要です。

※こちらのデメリットはタップ&ダイスセットが必要で力が要るので女性は大変です。一脚側でタップ・石突側でダイスを使用。
※メリットは三脚は今まで通りミニ三脚としても、他の一脚としても別の雲台載せても今まで通り使用できます。

 

今回は2番の方法で作業してみましたので【※動画参照】してみて下さい。

 

これでこの一脚は3/8ネジ用になったので、市販の石突でも三脚でもカメラ用アクセサリー何でもOKです。
且つ三脚側は触らない方法なので何でも使用できます。

注意ポイント

インチはUNC(並目)規格を使用しておけばカメラ周りは問題ありません。
UNF(細目)で切ると入らなくなるので注意。
参照:バイクの方でネジ関係は説明しております。

ひろしバイクどっとこむ:ネジ・ボルト規格について>>

 

実際に使用してみよう

実際の入学式や保育園での発表会での使用は左の様に椅子に引っ付けて使用してます。
ハッキリ言ってこれが無いと腕がパンパンのモリモリになります(笑)。

 

注意点もありますので動画参照下さい。ちなみに私のカメラはリグバッテリー装備で2kgありますが安定。

 

一脚(ミニ三脚型)と三脚との場所の取り方の違い

左:一脚ポッド型 右:三脚

 

 

「Manfrotto エレメント」に三脚を付けるDIYで必要な部品・工具類

●Manfrotto エレメント耐荷重15kgタイプ

レビュー評価高いのは完全に納得です。

 

すでに新型が出てますので載せておきます。こちらの場合全てセットです。

 

●変換ネジ

これは沢山持ってますがロングタイプで無いと負荷のかかり具合で割れますのでご注意を。

 

●タップ&ダイスセット|インチ用

注意点はインチ用という事。これはDIYする人やハーレーなどインチネジ車弄ってる人なんかは元が取れます。

 

 

「Manfrotto エレメント」に三脚を付けるDIY作業動画

今回の作業動画です。

 

まじで便利です♪ただし、根本に負荷を掛けない用にする意識は必要です。

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