今日は35年前のエレクトーンの解体をしてみました。
エレクトーンは引いた事もありませんが、娘がピアノをしてますのですこ~しだけなら解ります。
もう古い楽器ですので3R(リユース・リデュース・リサイクル)としては周ったりしてみたものの処分不可でした。
という事でしょうがありませんのでしっかりと分解・解体して素材リサイクルとしてあげたいと思います。
もう音もしっかり出ませんね~。
処分方法としては自治体により異なりますが、粗大ゴミとしてOKの場所も多いですが不可の場合もあります。
その場合は自分で解体するか、業者に引き取ってもらいましょう。
それでは今回は解体ですので早速作業開始です。
エレクトーンの分解・解体
たぶん古いタイプだからだと思いますが全て(-)マイナス頭のスクリューとクギで造られてました。
なのでプラスネジのように自動でセンターが取れないのでめちゃくちゃ大変です。
弱めのインパクトが無いとしんどいですね。
上から外していきます、蓋を外して。
鍵盤押さえを外して。
裏側はメンテナンス用かなカバー外して。
二分割されてました。
ペダルから鍵盤の仕組みはこうなってるんですね。
35年弱前なので何かの卵!!!
外せるところから外していきます。
こんな感じでネジが腐ってる部分多数。
鍵盤外れました。
ニーレバーと鍵盤下の二カ所が連動してます。
上から鍵盤下も外して。
これがエレクトーンの命です。
あとはカバー枠を外して。
クギ部分はバールやハンマーで外して。
ダンパーペダルも外していきます。
ペダルはゴム巻かれてます。
鍵盤一本づつ引っこ抜いていきます。
下鍵盤は金属ピンは引っこ抜いていきます。
スピーカー等にもある金属メッシュも剥いで。
解体分解作業完了
キッチリ分けて、これで完了です。
鍵盤のプラスチック部分一つづつは剥ぐのは無理でした。
この場合は燃えるゴミとして処分ですが、できる人は必ず剥いでみて下さい。
処分ポイント
物量により異なりますが今回の場合は以下の形で処分可能です。
- 金属:金属業者 or 燃えないゴミ
- 木:木材リサイクル
- プラ(木)・布:燃えるゴミ
- ペダル(木/ゴム):燃えるゴミ(少量限定)
エレクトーンの分解解体に使用した部品・工具等|※広告・PR
今回使用した工具などですが、インパクトは必須ですが綺麗にする必要無いならバール/ハンマーも必要です。
●インパクトドライバー
これは大工ではなく電気プロの人は絶対持ってるレベルですが一家に一台あると一生物で便利です。
ペン型7.7vと弱めなので家具などで使用可能です。
マキタ ペン型インパクトドライバTD022(7.2V)白 トルク25Nm 1.5Ahバッテリ2本・充電器付 TD022DSHXW
●バール
私は900mmなども使用しますが、一般の方は450mmがあればオールマイティに使用できますので便利です。
●粉じんマスク:スリーエム社防塵マスク3753
※必須です。塗装や溶接や解体する人はご存知ですが、高グレードマスクしてない場合は肺がチクチクして本当に危険ですので重々ご注意下さい。
※産廃の人は勉強しますが粉じんやアスベストなど病気症状が発生するのは蓄積された10~20年後です。
粉じんマスク:必ず参照
エレクトーンの分解解体作業動画
今回の作業動画です。