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【自作系電動油圧プレス機】一斗缶専用→空き缶プレス用引き出しを製作してみた

2023年11月17日

うおりゃー!っと前回死にそうになりながら引取りに行ってきた電動油圧プレス機。

これ良く見るとアングルとH鋼と業務用電動油圧20tジャッキにて自作で造られている可能性が高いです。

ほぼアングルT4の50mm×50mmと9mmH鋼等で全て造られてます。

一斗缶専用プレスなので、スチール一斗缶二つを縦方向で5cmにペシャンコにする力があります。

ただ一斗缶専用が故に空き缶など小さいもの入れると地面に落ちます。

 

こんな感じで地面に落ちます。(一斗缶を潰したらそのまま地面に落ちる仕組み)

 

なので飲料缶など小さい物や、段ボールの様な薄い物もプレス出来るように受けの引き出しを造って上げました。

それにしてもこれ自体を造って人凄いですね。

早速開始です。

 

引き出し製作

スライドレールと本体固定

スライドレールに関しては最悪使用しなくても可能ですが、合った方がスムーズに開閉が出来ます。

アングルとスライドレール(耐荷重45kg)を使用。

高速切断機とグラインターでカット。

特に溝とRカットは丁寧に。

何度か繰り返しピタッと一致。

アングルの穴あけ位置にマーカー。

ボール盤でレール用の穴あけ。

ナットと皿ネジでしっかり固定。

はみ出した分はカット。

レールと受けの出来上がり。

あとは本体取付との穴位置にドリル。

上向き付けなのでグラインターで塗装削り。

二液性金属接着剤を混ぜ混ぜ。

グイっと接着してクランプ圧着。

5時間後先ほどの穴位置に本体にも穴あけ。

注意ポイント

下から上への穴あけは何気に大変ですので、ジャッキとハンドドリルを使用して作業しますが多少のリスクも伴います。

覚えておくとかなり便利ですが説明が難しいのでやり方は【※動画参照】下さい。

 

皿ネジでしっかり本体と固定してスライドレールの取り付け完了。

 

 

引き出し板の製作

ここも鉄板使用したい所ですが、材料費削減と重量かんがみてコンパネを使用しました。(有り余る資金があれば鉄板使用するかも)

余りのコンパネをカット。

薄いので2枚使用しました。

取っ手の製作です。

コンパネと一緒にM8で穴あけ。

ボルトとナットでガッチリ固定。

これで完成。開けた状態。

 

完成!

スライドレール使用してるのでスムーズに開閉。

閉めた状態。イイネ♪
これで小さなものもガンガンプレス可能になりました。

 

一斗缶より小さい物はこうなってましたが。

 

ガッツリ入ってプレスが出来るようになりました。

 

 

一斗缶専用→空き缶プレス用引き出し製作で使用した部品・工具等

部品類:

●スライドレール

 

●コンパネ

 

●アングルT4-50*50

 

工具類:

●高速切断機

これでガンガン切ってます。精度はグラインダーで調節します。

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●ディスクグラインダー|コードレス125サイズ

今まではコード式の100を使用してましたが、コードレスの125を使用するともう元には戻れませんね。
超便利。
※ただしDIY少な目の人は100の方が砥石も安いし元取りは早いです。

 

●丸ノコ|コードレス165サイズ

丸ノコはサイズだけご注意下さい。
※プロ・DIY含めオールマイティ無難なサイズは165mmタイプかなと。(私見お許し下さい)

 

●ハンドドリル|コードレス

動画内の私のはこれの旧型です。
ドリルはもちろん、車・お風呂などのポリッシャーなどでも使用可能。

 

●ボール盤

精度が必要な場合はこちら。DIY用ですが私も使用しているのはこれ。

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【自作電動油圧プレス機】一斗缶専用→空き缶プレス用引出し製作動画

今回の作業動画です。

 

DIYの究極の楽しさにハマってます(笑)。

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