SONYα6400 / 一眼系

俯瞰対応一眼ミラーレス用三脚:Velbonベルボン【VS-5400Q】V4-unit付|俯瞰撮影まで万能な三脚

2019年8月12日

SONYミラーレスα6400用のための三脚を購入しました。

一時は爆発的人気を誇ったベルボンのV4-Unit[スライドアーム]付の三脚です。

 

小さなカメラの場合は細系の軽い三脚で充分ですが、一眼もしくはミラーレスでも装備満載のまま雲台へ付ける時などは中型以上の三脚が欲しい所です。

理由は安定感が「全く」違うからです。

小型・中型・大型と利便性もありますが、耐荷重が違うので細系アルミ三脚(小型系)を使用すると、三脚を伸ばしたときの一番下の足がゆがむ事があったり、倒れやすくなったり、触っただけでブレ振動がおきたりと不具合が生じます。

望遠レンズを使用する場合なんかも当然同じ事が言えます。

Velbonベルボンの三脚V4-unit付セットには2種類あります。
左:アルミ製の【VS-443Q】
右:カーボン製の【VS-5400Q】です。

VS-443Q

  • アルミ製・脚径23mm
  • 1850g
  • サイズ : [全高]1610 [縮長]580 [最低高]240mm

VS-5400Q

  • カーボン製・脚径25mm
  • 2180g
  • サイズ : [全高]1940mm [縮長]630mm

シンプルにアルミ製よりもカーボン製の方が軽量で頑丈です。
その分価格は1.5倍しますが、フルサイズ一眼・ミラーレスにはカーボン製VS5400Qの方がおススメです。

 

V4-Unitの特徴

ブーム部により動画に強い三脚に変身します。
スライディングアームV4-Unitが付いているのでアングルは自由自在に操る事ができます。
アームのスライドは手で押し出すタイプではなくギア式なのでブレが少なく早くも遅くもネジ調整で負荷を調整できます。
同時に、三脚ハンドル代わりとしても使用出来るので、特に動画向けの三脚として向いています。
V4-Unitのスライド幅は20.5cmです。

 

Velbonベルボン【VS-5400Q】・【V4-unit】三脚

ベルボン:VS-5400Q三脚(三脚部)

今まで使ってきた三脚とは全く違う堅牢頑丈性を備えています。
型としては中型に位置します。

 

足の留め方はワンタッチレバー方式です。
同じベルボンでもウルトレックとはまた違う、微調整に強いスピード方式タイプです。
最速で目的の長さに出来るタイプです。
※単純に全最大伸ばしの場合はウルトレックが最速です。

 

20cmのエレベータースライド幅で上下可能です。

 

 

ベルボン:V4-Unit(アーム部)

さらにそこからV4-Unitの出番です。
縦にして上に伸ばすもよし、横にして俯瞰撮影するもよし、三脚のハンドル代わりにもなるので安定した動画撮影ができます。
いずれにしてもハンドル回転でナットロックを回すことなく一瞬で”位置固定”可能です。

 

もちろん俯瞰撮影も可能です。

 

さらにそこから20.5cmのスライドが可能です。
バランスが必要なので重りなどで安定させて下さい。
ギア式なのでブレの無いフェードイン動画やフェードアウト動画も簡単に撮影できます。

 

V4-Unitはスライドが最大のメリットと思いがちですが実は三脚ハンドル代わりになるのでこれがかなり動画撮影に便利なんです。

 

折り畳んでもとんでもなく大きい訳でもなく、思っていたよりもずっとコンパクトでした。

 

 

雲台

クイックシューというよりも超クイックです。
このタイプの雲台は使用したことなかったですが、何というストレスのなさでしょう。
これはもう一つ買っておいてミニタイプにも装着します。
パチッとワンタッチ式なので水泳機側だけを挿して、あとは置くだけでしっかりと固定されます。

 

その正確さから斜地、段差であれ水平を保つことが可能なトリプル水平器が搭載されています。
「QRAシステム」は一度使うと他にはもどれなくなる魔力があります。

 

 

その他

三脚へ装着するためのベルボン製の安定重り入れ袋も付属でついています。

 

付属の90°角雲台土台もセットでついています。
ミニ三脚不要で、地面すれすれの動画も臨場感出しながら撮影可能です。

 

※ちなみに私はこの90℃角を付けた状態が標準で使用しています。
むしろ真っすぐの土台は使用してません。
最初から付属の90°角度の土台で使用すれば、ばどんな撮影もいちいち土台替えする必要もありません。
これが私の標準です。↓

 

 

Velbonベルボン【VS-5400Q】V4-unit付はこちら

V4-Unitは単体で1万円弱します。
かつ三脚相性があるので可能な限りメーカーのしている三脚にする必要があります。
ただし、以下のセットにすれば、メーカーが組み立てした状態なので間違いなく確実にベスト三脚となります。

●アルミ製

こちらは属性”小型”サイズとなります。コンデジまでのサイズはこちらでもいけます。

 

●カーボン製

こちらはカーボン製。ひろしぱぱが購入したのはこちらです。
サイズ属性は”中型”。ミラーレス以上の場合はこちらがおすすめです。
さらにL字雲台の土台が付属してるので付け変えれば何にでも撮影可能です。当然通常撮影も90°角土台付けたままでもOKです。

 

●雲台[※付属されてます]

QHD-53Qが使用されていますが、これの安定性は本当に良いです。
ビデオ系の重い機材の場合自分の手でしっかりとねじ込むタイプでないと不安な人もいるかもしれませんが、半回転でがっちりと固定してくれます。
追加単品購入してフニャフニャマンフロットの貧弱雲台をこれに交換しました。
これによりベルボン社のワンタッチ超クイックシュー「スペアシュー:QRA-35L SHOE BLACK」が使用可能になります。
※直立から地面すれすれ撮影にするのに2か所の調整。(付属のL字台座アーム使用時)
私は単体で取寄せて卓上と三脚で使用してるのでマッハでカメラの付け変えが4秒です本当に。

 

●雲台[おすすめ★★★★★]

シューは共通の超高速クイックシュー「スペアシュー:QRA-35L SHOE BLACK」ですので同じクイックシューです。
※ポイントが溜まったりご褒美や余裕が出来てからで良いと思います。
こいつを付けてみて下さい。最強で最高の撮影出来ないものはないという高級高機能高安定三脚に仕上がります。
レビューにもリンホフ、ジッツォを凌駕する安定性と利便性があるとありますが間違いありません。
土台を付け変える事もなくこれと【VS-5400Q】V4-unit付があれば他はなにも必要無し。
※ただし何でも出来る代わりに締めるネジ関係が増えるので「私は」【VS-5400Q】【V4-unit付】と【※重要:L字土台】があれば充分かなとも思っています。
最強にするかどうかしだいですね。
※直立から地面すれすれ撮影にするのに4か所の調整。

 

 

Velbonベルボン【VS-5400Q】V4-unitの動き方などの動画

今回のベルボン三脚の動画です。
動きあるものなので伝わりにくい場合こちらをご覧ください。

 

 

ちなみにGoproやアクションカメラの場合のおすすめ三脚

Goproの場合

Goproなどはアクションカメラの為、一眼やミラーレスと違い取り回しの方が重視されます。
超広角の為ギリギリまで近づける能力とその変化自在な三脚を、以下にひろしぱぱおすすめをまとめています★

 

追記:2021年7月15日

早2年は使用して増すがこの三脚の取り回しの最高さには感謝しまくりです。
けっきょく上からも下からもいちいち雲台など外すことなくクイックイッと出来るのが、手間かからず・スピード・効率も良く最大の魅力。
写真:ローアングル撮影

 

よく三脚は壊れたらせっかくなので、次は違うのにしてみようかなとか言うじゃないですか?
私は確実にまたこのセット買うと思います。
写真:俯瞰撮影

 

これでGoproについでミラーレスに関しても撮影の幅が一気に広がります★

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