前回は俯瞰撮影三脚と横軸セットの製品を見てきましたが、一眼に合うものはあってもGoproに合うものがありませんでした。
そもそもがパイプ径も太めの頑丈な大型タイプしかないのでしょうがありませんが理想は1.6mm~2.3mmタイプで軽量かつ簡単なタイプなんですよね。
やはり一眼レフ目的とは全く異なります。
縮長を妥協すれば何でもあるのですがそうはいきませんよね。
せっかくならオールマイティな完璧(に近い)ものを見つけたいものです。
既製のセット品がないなら組み合わせるしかありません。
そこでネット上を調べ上げて更に想像力を活かしながら図面などでイメージしてみました(笑)。
Gopro用三脚の足部分について
前回の条件での素早い動作と縮長40cm以下で考えるとかなり絞られてきます。
そもそも縮長40cm以内で、一般的な中型伸長150cm以上を考えると最低4段は必要ですよね。
雲台抜き4段×40cm=160cmなので。
30cmなら単純計算で5段ですね。
もしくはエレベータの長いタイプか。
しかし俯瞰撮影用のアームを付けるので、アームを縦にすればその分伸長は出るので神経質に考えすぎなくても良いですね。
これを踏まえてみてみます。
縮長条件+ロック方法2点からみた三脚足
段数が多ければ多いほど下の方の強度が当然下がりますが、携帯性があがります。
自分の条件次第ですが40cm以下は譲れないのでコンパクト三脚タイプになります。
調べると結構ありますがロック方法が段数ロックしかありません。
段数ロックは細かく調整出来る代わりに面倒がかなり増えます。
Gopro用と考えると段数全てに一つづつロックがあるタイプは、むいてないと思います。
ものすごくかいつまんで言うと伸長が希望の150cmを越せてスピード伸長できるのはウルトラロックとレバーロック以外にありません。
レバーロックの場合段数分のロック部分がかさばりますので縮長が増えるので勿体ないなと。どちらも良いなら軽量的でコンパクトななウルトラロックだなと決めました。
一眼用として強度や足の太さを求める場合はこれに限りませんが、ことGopro用と考えるとベストはウルトラロックかなと思います。
ウルトラロックのメリット・デメリット
※ウルトラロックの長所/メリット
- 構造上最高コンパクトが可能。
- 他機構を凌駕するスピード伸縮が可能。
つまり携帯性とコンパクト・スピードに特化した機構といえます。
一眼レフでは機種によっては限られるので注意したい所です。
Goproにとっては俯瞰アームを付ける三脚としては、神三脚です絶対に。
※ウルトラロックの欠点/デメリット
- 出したい段のポールだけを即座に出せない(即座には無理ですが出せます)。
- 最高コンパクトに出来る故、細くなる。
という点です。
逆にいうとそれしかデメリットがないので、条件を当てはめながら選んでいくとおのずと答えが導き出せました。
一番気になるのは弱点である強度と細かい設定でしょう。
超ヒット作品なのでベルボンのウルトレックを見れば一発で判断できる事でしょう。
まず強度ですが足の細さと強度によるブレはGoproなら大丈夫です!むしろ最細の21mmでもまだ太いぐらいです(笑)。
もう一つの欠点微調整ですが、たまに細かい調整が出来ないというレビューなど見ますがきちんと出来ますので安心を。確かに設置後の細かい微調整はレバー式かナットロック式がやり易いですけどね。
という事で、レバー式かウルトラロック式なわけですがウルトラロック式を選択します。
ロックナット式は論外でしょう。段一つづつ回すという作業は高級一眼でしか手間かけたくないのでGoproでは無理無理無理です。
よってベルボン社のウルトレックと同じ機構をしようしている足でかつ、折り畳み自40cm以下のコンパクトに絞るとこの2つです。
ウルトラロック機構の三脚
●ベルボン社:ウルトレック
ウルトレックはULTRA30代・40代・50代・60代と新作が出つづけていますが、性能自体はどれも大差はないそうです。強度の違いが若干出てるそうなのですがGopro用の場合は一番軽いので良いと思います。最短28cmですがちょっと太くなります。
目安としては以下です。
ULTORA30代:パイプ径21mm
ULTORA40代:パイプ径24mm
ULTORA50代:パイプ径27mm
ULTORA60代:パイプ径30mm
携帯重視の一眼レフ目的なら27mmパイプ径の50代以上がおススメです。
Goproなら21mm径の30代or40代がおすすめ★
Velbon トラベル三脚 ULTREK UT-63 II 6段 ウルトラロック 脚径30mm 中型 自由雲台 (トルク調整対応) コマ...
●Selens プロ用 三脚雲台キット T170
※現在全く同じ32cmコンパクトタイプ(T170)が無くなっています。折り畳み時46cmタイプのみ。
Amazon限定でウルトラロック使用した模倣三脚です。
かなり品質も良いらしく最近の中国あなどれませんね。
ヴァンガードのようなグッドデザイン+根強いファンを付ける高品質製品作れるようになってますので。
K&Fコンセプトあたりもそうですね。販売日本にしてチャイナ製造してる中国会社です。
価格がかなり安いので日本少しづつ食われてきますよね。
コストパフォーマンスが高いので。
俯瞰撮影で考えたときウルトレックよりもこっちの方がセンターポールが上下反転出来るので機能も良い可能性が高いです。
アームは絶対必要なので予算を考えるとSelens社(チャイナ)のウルトラロック式ですね♪
調べるとカメラ用品の照明ジョイントなども販売している会社です。
ひろぱぱモンスターアーム三脚
①Gopro究極の三脚を考察
②Gopro究極の三脚を考察
③Gopro究極の三脚を考察
ウルトラロック三脚が届いた
マンフロットアームが届いた
【番外編】Gopro用モンスターアーム三脚完成
④Gopro究極の三脚を考察