タップでのネジ切り作業の方法|カメラ用スピゴットにネジ溝を掘った

前回に続いて今回は、カメラ用のスピゴットにネジ切り作業を行いました。

メーカーが異なる三脚と安物アームブームを繋ぐため強度が足りなかったので、三脚とのつなぎ目にネジで固定するための溝堀り作業です。

タップでのねじ切り注意点はとにかく折れやすいに尽きますので慎重な作業が必要です。

タップでのねじ切り注意点

タップの素材は鋼鉄です。
それがゆえ鉄のようにフニャッとなりませんので、折れる時はすぐに折れます。
細い場合は鉄よりも折れやすいと思って作業して下さい。
つまり限界点は固いため高いですが、限界点を超すと曲がるではなく確実に折れます。

まずはドリルで穴を開けて貫通させて、そのあとにタップでねじ切りをします。

ただ貫通させるだけでは強度が心配なのでネジも切ります。
早速作業開始です。

ちなみに、「ネジ切り・ねじ立て・溝堀り・ねじ刻み」など職人さんによって呼び名が結構違うそうです。

ドリルで穴を開ける作業

ドリルで正確に作業するにはボール盤を使用するのが一番良いです。
が、今回はハンドインパクトで作業してます。

まずは水平を保つために、地面に万力を固定します。
ドリルやタップの場合は、ハンドドリルで作業するなら特にこれが必要です。

万力を固定。
こういう時に木製パレットとかあれば最高に便利です。作っても構いませんね。

万力を固定したら、目的の母材を水平に保ちしっかりと固定。

ドリルは細径から0.5mmごとで大きくしていきます。
特に初動のドリル穴あけはズレやすいのと折れやすいので注意。あらかじめポンチで小さな穴を造っておきましょう。

上が貫通したら、そのままひっくり返さず下も掘っていきます。
手作業だと精度に欠けるので丁寧に作業します。

徐々に穴を大きくしていくので、ドリル刃の付け替え作業工程数は多いです。
貫通しました。現状ただの穴です。

目的のネジをあてがって、サイズギリギリにします。

これで完了です。次はねじ切りをしていきます。

タップでねじ切り作業

ネジと同じサイズのタップをタップレバーに接続します。

水平になるように横から確認して、真上から垂直にタップを挿し込んで、ネジりこんでいきます。

 

タップの丁寧なネジ切り方

90度押し込み圧をかけながらねじ込んでは。

力を抜いて45度元に戻す。

これを目的の位置まで延々と繰り返します。

 

私の場合は、ドリルとタップともにしっかり垂直に貫通したので、これで完了です。
丁寧に引き抜きます。

今回作ったネジ穴です。

もちろん穴ではなく、ネジ穴なのでネジで確認です。

完成しました。

 

ネジ山・ネジ溝の加工修正に必要な工具

一般的なタップダイスセットがあれば充分です。
アルミの場合は柔らかいので簡単なので素人でもゆっくりすればきちんと出来ます。

今回はカメラ用ネジの修正加工でしたが、バイクや車のネジはインパクトを使うと無理して舐めったり潰したりと沢山苦労が出てきます。
そんな時、部品注文も良いですが、まずはこれがあれば5分で修正可能です。

ネジの山および溝のピッチ間隔が日本のmm単位・海外のインチサイズなどあります。

 

●タップダイス「40pcs」

これが有れば最強です。が、一般的にはここまで必要無いと思います。
ひろしぱぱはバイク整備もガンガンしますがここまで使用することはまずありません。車もする人はこれが良いです。

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●タップダイス「20pcs」

ひろしぱぱブログで出てくるタップダイスセットはこれです。レビューでは色々ありますが、精度も悪くありません。

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●万力(バイス)

必須です。ネジ修正の時はクイックタイプは不可。
水平に固定して修正するボルト系が太い場合は万力も木材などに固定する必要が有ります。

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●切削油:タップオイル(鉄鋼・ステンレス)

母材がアルミの場合は必要ありませんが、特にステンレスの場合は食い込み方が全くかわりますのでこれを使用します。

 

ネジ山修正加工の作業動画

今回の作業動画です。

 

 

前回はダイスでのネジ山の修正加工でした。

ひろしぱぱ
タップは細径の時、本当によく折れるので注意して下さい。

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