※本ページはプロモーションが含まれています>>広告ポリシー

工具等

【工具】ノギスの板バネ(銅板)外れて精度ガタ落ちのメンテナンス

2023年1月27日

ノギス修理

今日はノギス。

当然DIYする人なんかは必ず必要な工具ですが、昔板バネの部分が気が付いたら無くなっていて、ついでにデジタルに変更しました。

デジタルの方が老眼には((笑)圧倒的に便利です。

見やすいだけでなく、「ミリ・インチ切替や0位置合わせなど」が一瞬で出来るので総合的に色んな意味で便利です。

ただ不具合の起きにくいアナログも好きという人はダイヤル式をおすすめします。

 

という事で早速作業開始です。

 

デジタルノギスとアナログノギス

アナログノギス(ダイヤル式)

少数点以下表示の際、一瞬主尺と合わせて計算が必要です。
当然慣れの問題なので良いのですがそれより歳取ると目が><!!、デジタル使用すると戻れなくなります(笑)。

 

デジタルノギス

一発で全ての表示で、文字も大きく見やすいのでもうデジタル一択です。
デメリットは一つ、「電池交換が必要」という点以外全てにおいてアナログに勝ってます。
数値ずれもゼロボタンがあるので一瞬で0mm位置表示を出せ、ミリインチもボタン一つで一瞬で表示されます。

 

 

ノギスの板バネと交換・設置方法

ノギスの板バネが無いとどうなる?

板バネとはこれですが、出て来た事あるのではないでしょうか??
押しねじが緩んでくると外れますので、たまに締め直しメンテナンスが必要です。
ねじにロック剤がないためどうしても使用してたらいつかは必ずニョキッと出てきます。

 

 

板バネの役割

基本的には2つ。

①点目:平行を保つ

ジョウ部を当てて測る時に平行が保てなくなりコンマ単位で付け根側と先っちょ側で差が生じて正確な測りが出来なくなります。
板バネによりスライド時に平行を保ったまま移動が出来る為正確な数値を出すために必要な部品です。

 

②点目:摩擦抵抗が使える+主尺保護

板バネが無いとスッカスカのプランプランで動きます。
これを押しねじ調整(※止めねじでは無い)することにより、摩擦抵抗を使用して主尺を傷つけないように程よくスライドが可能になります。
あとは板バネがないと止めねじを締めた時に主尺上部が傷ついていきます。

 

 

板バネの交換方法

銅板の向きは円弧を描いてる場合は弧が下側です。(無い場合はどちらでもOK)

 

爪楊枝や精密ドライバーで押し込んで穴を一致させてあげます。
(※銅板には穴無しや両端穴タイプ等あるので一概に絶対ではありません)

 

あとは押しねじを締め込んで、底付きから20%程度緩めてあげるイメージ(感覚です)。

 

調整完了

これでスライドさせても板バネが出てくる事はありませんので、使いやすい摩擦抵抗にして完了です。

 

 

デジタルノギスのメリット・デメリット|私見

デメリットは電池交換くらいで他は全てアナログに勝っています

特に冒頭でも話した、見やすいだけでなく「ミリ・インチ切替や0位置合わせなど」が一瞬で出来るので作業効率からなにから全てにおいてモジュールを信用できるならアナログより上回っています。。

流石に個人的見解です。

デメリットというか気になるのがもう一点あり、モジュール部分が通常の電子機器より寒さに弱く感じます。

ですので私の場合ガレージに置いておくと液晶および電池消耗が激しくうまく作動しないパターンが多々あります。

が、常温部屋へもってくると必ず復活しますので保管方法には注意が必要かなと思います。

けど結局一番は見やすい事(超大事でしょ!!)かな。

 

 

アナログノギスとデジタルノギス板バネメンテに必要な部品・工具等

部品類:

●ノギス|アナログ

どうしてもアナログ派の人はダイヤル式がコンマ以下が見やすくおすすめです。
校正精度が狂った時は個人での修理はもう不可能と思ってください。

 

●ノギス|デジタル

私のもってるのはON/OFFが無いため電池ボックス外さないといけないのですが、シンワ測定さんのはON/OFF付きなのでおすすめです。
どのデジタルノギスもですが、モジュールに衝撃与えると壊れますので要注意。

 

工具類:

●精密ドライバー|※T9必須

安物セットがれば色々できて充分です。

 

 

ノギスの板バネメンテ作業

今回の作業動画です。

 

DIYする人は必須ですが私はデジタルをおすすめします♪

関連記事

-工具等
-,