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電気ケトルT-fal アプレシアプラス|修理メンテナンス方法

2018年11月3日

もうかれこれ8年弱使用しているティファールの電気ケトルがスイッチが点灯しなくなりました。

ただし点灯が消えてからも1年弱使用出来ましたがついに先日ウンともスントも言わなくなりました。

つまりスイッチに関してはただの電灯切れです。点灯せず1年間使えた訳ですから。

めちゃくちゃ便利なのでこれが無い生活は考えれないので必要必需品ですが、直しましょう。

よっしゃ修理してみよっと思って分解分解♪

そもそも電気ケトルの総寿命は5年と言われてますので8年弱使用したひろぱぱ家は買い替え時ですが。

思えば夏には麦茶や水筒用のお湯沸かし、冬はコーヒー、湯たんぽで、また娘が小さいころからミルク用お湯作りなど年がら年中フル稼働の電気ケトルでした。

500%困ります。

台座と本体どちらの故障かを分別してメンテナンス

1:台座のチェックとメンテナンス

裏返してネジ3つを外します。とパカっと外れます。

拡大してみると、うぎゃ~!大量のろくしょうが付いてます。
なかなかゴイゴイス~な量です。

バイクでも説明しましたが「ろくしょう」は電気を遮断します。
バッテリーなどでつくあれですね。「ロクショウ」と「硫酸」のやつです。当然硫酸はつきません。

注意ポイント

青緑色の塊=緑青(ろくしょう)

バッテリーなど電気関係に繋がるケーブルの「銅」から発生する錆び

クレ226(接点復活剤)とマイナスドライバーで綺麗に清掃します。
一応裏からも表からも全ての金属部分をピカピカにします。

コンセント繋いでチェック。106.8v。家庭用コンセント105vなのでOK。

2:本体のチェックしてメンテナンス

ひっくり返してネジ3つ外します。サビサビこっちは黒サビ。

あとはマイナスドライバーを挿しながらトンカチでガンガン叩いていきます。
タイヤ外すのと全く同じ要領です(笑)。

ヒューズが見当たりませんね。

5.5mmナットを3つ外します。

目視では断線も無し、ヒューズが見当たらない!!サーモスタッドのみで制御してるのでしょうか?
無い。無い。
白いのヌメリが見えますが通電通熱グリスと思われます。パソコンを自分で組み立てる人は分かりますが、パソコンでいうとCPUとクーラーの間に塗るダイヤモンドグリスなどの類と思われます。
触り心地もまさに同じです。

よく見ると真ん中が削れてます。素材はペルチェ素子でしょうか??だとしたら関係があるかもしれませんが、その場合削れた部分が見当たりません。
溶けるというより削れてるといった感じです。温めには関係あるかもしれませんが、通電には関係無いと思うので一旦無視。

目視断線は無さそうです。ヒューズも見当たらないのでスイッチも外してみます。
最初スイッチとヒューズが一体になってるのかと思いましたが、スイッチが光らなくなってからも1年使用出来たのでそれはありません。
その前に通電チェック。
温め部分は外してるので、この状態なら手に付いてもやけどすることもありません。
プラグを抜いた状態で台座にハメて。

バネで浮き上がるので押さえたまま、プラグをコンセントにさしてスイッチをonで通電チェック。
ヨガをする千手観音のような状態ですが(笑)。

0.005vしか来てないダメだ。微電流。ヒューズ飛びなら0のはずだし、どこが断線してる??

スイッチを見てみましょう。蓋を開けてネジ2つを外します。

パリパリっと引っ張って。断線チェック。やはり断線は無し。

スイッチも外してみます。この辺にも電球のみでヒューズはありません。

焼けてる感じがあります(笑)、というか7年使うと寿命ですねさすがに。

スイッチ部分も分解してみます。

スイッチ部の金属は綺麗なものです。このボックスの中を見てみます。
2本の爪と、丸い金属スイッチを外して引っ張れば中が空きます。
中を開けるとスイッチが焦げてました(笑)。綺麗にヤスリかけてKURE226で清掃。
「off」で浮いた状態。金属が浮いて離れる。

「on」でこの金属が下がって接触する仕組み。

おおっ最初の0.005vから9.5vまで回復。いやいや全然だけど(笑)。

更に電極を接点復活剤でゴシゴシ。コードをくねくね。
12.3V★イケル!!!

と、戦う事5時間(笑)。買えよ!
瞬間的に22.3vまで上がりましたがこれ以上上がる事はありませんでした。
ただし電気は来ています。
しかし、電圧から判断すると電流が足りていないと判断できます。
バイクと違って「電球だけ」購入や「スイッチアッセンブリだけ」を購入して、とか「接点の金具だけ」購入や、「サーモ電熱素子のみ」購入してとか出来ないですよね。一個づつ部品を交換していけばどこが寿命か分かりますが、出来ても送料入れて5000円は超すでしょう。

そう、買い替えです(大笑)

いわゆる寿命。元は取りまくってます。

ここまでしたのに(#^ω^)クヤシ~!!
南無南無ち~んm_m

 

電気ケトル修理の結論と結果

結論から言うと電気自体は台座から本体へ来ています。
つまり、サーモ電熱素子の消耗は関係ありません。
したがって見えない部分の

  • 「接触不良」
  • 「コード内断線」
  • 「接合部品一式アッセンブリ」の故障

でほぼ断定できると思います。
台座から本体へ繋がった途端電力が一気に落ちています。
スイッチアッセンブリは分解出来ましたが、本体側接触部は一式で分解出来ないので部品購入すれば治るはずです。
これです。

どこに売ってんだよ(笑)。

結果的には0.005vから22.3vまで回復しましたが100Vまで足りないよ~。という結末です。

これ以上ゴシゴシするのも限界がきました。何より嫁さんが1.2Lの大きいタイプを欲しがってます★5人家族なので!
男にはそういう問題じゃない所があるのですけどね。

しかし8年持つのは相当長いらしいので良しでしょう。

このステンレスタイプは見た目はかっこよいのですが外がかなり熱くなるタイプなので回りもプラスチックタイプのにします。

5時間後にポチったのはこれです。

 

世界一売れてる電気ケトル(瞬間湯沸し器)

●ティファール電気ケトル:最速沸騰湯沸かし器

他の故障した人のブログ見ても、レビューみてもやはりティファールの電気ケトルは湯沸かしがかなり早いようです。
他のケトルを持ってないので比較できませんが、沸騰するまでの速さ超大事なのでずっとティファールです。
これ!!!これこれを買いました^0^1.2LタイプジャスティンプラスはAmazonベストセラーです。

世界で一番売れている高速電気ケトル(瞬間湯沸し器)との事です。

 

●メンテナンスで必要なもの

早い段階なら治る事も多いと思います。あとほとんどの原因は「サビ」ロクショウによる接点不良という事まで分かっています。
断線などが無い限りは接点復活剤で基本的には治ります。
同社のクレ226も全く同じ商品です。接点復活剤は有名な円滑剤556ではないので注意です。226です。

KURE 接点復活スプレー #1424 220ml

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追記:2018年11月4日

次の日の朝に届きました~♪Amazonハエ~!(^^)!
ステンレスタイプにしなかったので横側がヤバ熱にならずに子供いる家庭には安心です★
1.2Lですが大きさを感じさせず、絶対こぼれる(笑)アプレシアよりも後発だけあってさらに研究されてて注ぎやすいですね。
注ぎ口と形にその秘密とこだわりがあるそうです。

あと世界一美味しいレトルトカレーもあっという間に煮えたぎってます♪(笑)最高♪
アプレシア0.8は出来ませんが、ジャスティンプラス1.2はこれもゆで卵もすぐできるのも良いですね(爆笑)。

久々諦めました(T0T)
部品購入できるのであれば、スイッチ一式とサーモサーモ電熱素子と配線一式購入で治りますね★
ぜ~~~~~~~~~~~ったいに買い直した方が安いです(笑)。

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