修理系

ペッピーキッズのモラモラタッチペン感度不良・ガチャガチャ音の修理しました|※完全自己責任

2020年1月10日

※この記事は完全自己責任です。何があっても受け付けません。

ペッピーキッズという英会話があるそうです。

ちょうどひろしぱぱ家のむすめたちも英会話に行きだしててご近所さんとお話ししていたところ、教材が壊れたそうで私が色々趣味でしてるの知ってるのでこれ原因わかりませんか~?と言われました。

ただ30分くらい雑談していて、なんと教材で40万近くするそうです((((;゚Д゚))))

うちの子は3150円の英会話ですが(;゚Д゚)

これは受けたくないと思いながらも昔のもので”保証も効かない”ので高額修理か捨てるという事らしいです。

その前提であれば、やるだけやってみますよとは答えたもののけっこう特殊でした。

かなりお世話になってる人なので何とかしてあげたいのもあるし、こういうおせっかい所から近所関係の悪化も嫌なので念入りに壊れても自己責任でと何度も確認した上でやってみました。

ただちょっと調べてみると結構同じ症状の人いますね。。。これ商品自体がもしかしたら何かあるのでしょうか。

 

モラモラタッチペンの感度低下と不良の症状

まずは奥様に聞いた症状の確認と自分目視の確認症状の整理します。

  • 購入当初はガチャガチャ音も無かった。
  • タッチペンを振ると「ガチャガチャ」と音が。
    (振ると確かにガチャガチャいいます)
  • この音が出だした位からセンサーの反応が悪くなった。
    (タッチペンをカードに当てると英語発音が流れるとの事)

これだけ見ると中の基盤が割れてたり、レーザー部分か何か外れているのかと想像できます。

結論から言うと「完全復活」しました。

 

モラモラ(molamola)タッチペンの修理

モラモラタッチペンの中身を確認

とりあえず開けてみない事には何もわかりませんので開けてみます。
しかーし、写真のように「3か所が特殊三角ネジ」で締まっていて外せないようになっています。

電池交換部のネジはプラスドライバーですが、それを外すともう一つ特殊三角ネジがあります。

 

という事で三角ネジを外す治具を造って開けないといけないという。
100均の六角棒をディスクグラインダーで削って造りました。

 

ちょっと見にくいですが六角の頭を三角にしました。

 

これで外していきます。

 

合計3つの三角ネジです。(電池ボックスはプラスネジ一つ)

 

爪蓋には注意が必要で、①→②の順番で外せます。
無理にするとプラスチックのツメが割れるのでご注意下さい。

重要注意

ここより先は、”ゴム手袋”or”静電気除去”を必ずして下さい。
鉄部分をしっかり触って静電気を逃がします。
一度でもバチっと静電気が流れると壊れると思います。
※電流は少ないけど電圧は「電池1.5v」に対し、「静電気は3万v以上~10万v程度」もあります。

 

これで中のガチャガチャ音の原因が確認できます。
5分位色々見ましたが、異物も割れた形跡もなにもありません。

 

スイッチ部はポロリと落ちてきますが向きも左右もツメがきちんとあるので心配無用です。

 

音の原因を探りながらレーザー部のキャップをはずしたりしましたが原因が無い為、基盤を外します。
プラスドライバー2つで外れます。

 

基盤をめくると金属の板が出てきます。

 

モラモラタッチペンのガチャガチャと感度不良の原因

原因はこの「金属板」でした。
これが外れる事によって外枠や基盤に当たっている音でした。

しかしそもそも何故??

原因:この金属板はポッチの穴が2つほど確認できますが、それプラス接着剤で留まっています。
しかし経年劣化によりこの接着材が剥がれた事が原因と考えれます。
というか他に不具合がないのと開けれない以上これ以外考えれません。

感度不良の原因もこれと考えるのが濃厚です。
結論から言うと、最終的に使用してもらった所、「ガチャガチャ音「も「感度」も直ったので間違いなくこの金属板の剥がれが原因と断定できました。

本体カバーのポッチ2つと金属板ポッチ穴を一致させるのですが、出っ張りの方が片方削れていました。
ここを触るはずが無いので元々の造りの甘さが原因です。
ポッチが甘いとペンなので当然に振られるので、弱い接着剤の場合抵抗が強くなりいずれ外れます。

 

モラモラタッチペンのガチャガチャと感度不良の対処修理

原因はわかりましたので、対処修理です。
簡単で接着剤を元の位置につけてきっちり固定してあげるだけです。
二度と外れないように2液式の接着剤で結合しました。

慎重に元の位置へ接着剤を付けて。
くっきりと接着剤が剥がれた痕跡があるのでそこへヌリヌリして。

 

ポッチと穴がキッチリハマってることを確認して接着剤が固まるのを待ちます。

OKです。
あとは逆手順で元通りに組み立てていくだけです。

最後に再度降って確認!完全に直りました。

 

注意ポイント

中の電波を壊すwifi自体が熱で壊れてたり、半導体部分が壊れてる場合は修復不可能だと思います。
個別で部品買えれば行けるかもしれませんが多分無理でしょう。

 

 

ペッピーキッズのモラモラタッチペン感度不良・ガチャガチャ音の修理動画

慎重な作業が必要です。
動画の方も見ておいた方が安心かもしれませんね。
ただし会員の人は保証が効くのでは?と思いながらも保証期限が切れた人、教材だけ中古で購入した人なんかは別なのかもしれません。

もう一度、全てにおいて完全自己責任でお問い合わせ・質問受け付けません。


後日のお礼が娘に自転車を頂くというとんでもない展開に(;'∀')
何か申し訳ないのと、高額商品のプレッシャー責任で複雑な気分になりました^^;

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